カテゴリ:美術部

Welcome! バーテリック博士♪

「がれきに花を咲かせようPJ」ご報告
 11月18日(土)放課後、パリに本部がある国際美術評論家協会
会長、マレック・バーテリック博士
が、美術室にいらっしゃいました。

             
 現在、梁川美術館で開催中の「岡崎忠夫展~二つの桃源郷~」のために来日され
ちょっとしたご縁があり、美術部の「花がれきPJ」をご紹介させていただくことになりました。

 バーテリック博士に「英語で活動の紹介をしよう!」ということになり、各学年3名ずつ計9名が、紹介文を英訳し、必死に練習を繰り返しました。
 当日は緊張しながらも、博士の気さくで優しいお人柄にホッとし、無事に英語でのスピーチを終えました。
 

 パリで起きたテロ事件につおても触れてお話ししましたが、それに対して博士は
「テロで大変なパリの人間が、同じように大変な福島に来るということは、とても意義のあることだ」
とおっしゃり、心を揺さぶられました。
 
 通訳として一緒にいらした岡崎先生も、大変ユニークで素敵な方でした。和やかな時間があっという間に過ぎ、お別れとなりましたが、いつかまたお会いしたいと強く思いました。
 それまでに、もっともっと英語を勉強しておきます。
          
 バーテリック博士、関係のみなさま、本当にありがとうございました。
 

サンクスタオル&モザイクアート贈呈式

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」 ご報告
 ONEふくしま主催、環境省協力の「サンクスタオル」企画についてですが、
無事、除染作業員のみなさんへの贈呈式が行われました。

 式典は、先日の「公開りんどう祭2015」の校内企画として実施しました。
まずは全校生が応援メッセージを寄せて完成した「モザイクアート」が披露されました。

        


 次に、タオルのデザインに選ばれた10作品の作者よりデザインの趣旨を説明し、伊達市内で除染に携わる事業所のみなさまに、タオルをお渡ししました。
 
   


 その後、マスコミのみなさんの囲み取材を受けました。 緊張しながらもここまできた達成感を得ることができました。
 この様子は、同日東京国際フォーラムで開催されていた「大ふくしまフェア」会場でも放送されました。また会場のONEふくしまブースで、「がれきに花を~PJ」の紹介展示も行っていただき、多くの方に私たちの活動を知っていただけたのではないかと思います。
         
 


 後日、りんどう祭実行委員代表と美術部代表の4名が㈱伊藤土木さまの事務所を訪問し、タオルとモザイクアートの贈呈式に出席しました。
   

 約4ヶ月取り組んできた制作が終わり、ホッとしたような、寂しいような複雑な思いがありますが、地域社会に貢献できる取組みとして保原高校全体で関わってこれたことをとても嬉しく思います。
 これまでお力添えをいただいた全ての皆様に感謝いたします。これからも、福島の復興のために、自分たちにできることを頑張っていきたいです。

              [サンクスタオル企画の番組放送]
  ◆福島テレビ(FTV)  11月14日(土)前編、11月21日(土)後編  18:25~

  ◆ラジオ福島   11月28日(土)18:30~19:00
  ◆ふくしまFM   11月29日(日)19:00~19:55
       ※ラジオは8月23日福島市、10月12日桑折町の様子も合わせての内容。


 

「花がれきPJ」活動紹介展、愛知県で開催中です!

「がれきに花を咲かせようPJ」ご報告
 愛知県豊川市桜ケ丘ミュージアムにて、現在開催中の「活動紹介展」は
 「東日本復興応援企画 斎藤清 展」の開催に合わせ 
 10月24日(土)までご覧いただけます。

          

 9月22日(火)~24日(木)の日程で、会場に行ってきました!
 ■展示作業■
  
 展示ケースの中には、花がれきと壁掛け、壊れた時計などを展示しました。
 壁面のパネルは、プロの方が手際よく並べて下さいました。 

 ■交流会■
   
豊川高校美術部の皆さんが来て下さいました。 壁掛けの作り方を説明し、制作開始!

   
 みなさん、個性あふれる壁掛けを熱心に作ってくれていました。

             
                   完成!記念撮影
 
 ■会場にて■
        
  式典出席のため、来賓リボンをつけています。  キレイな展示会場でした。

 今回の愛知県への訪問は、震災から年月が経っても被災地を忘れない方々がいる、ということが実感でき、大変嬉しい時間となりました。
 振り返れば2011年、「花がれきの活動は私たちの使命です!」と言っていた部員がいました。 私たちは辛く大変な時、「美術」のおかげでで救われたという経験を持っています。それを日本中、世界中に伝えることが大切なのだと思います。
 これからもみなさんの応援を力にしながら、元気に頑張っていきたいです。
 愛知県豊川市のみなさん、ありがとうございます!

 [9月24日(木)、中日新聞、東日新聞、東愛知新聞で、交流の様子が記事になりました]

愛知県に、行ってきます!

「がれきに花を咲かせようPJ」 予告
 
 愛知県豊川市桜ケ丘ミュージアムでの紹介展示が、間もなく開催されます。

  

 先日、学芸員さんと運送会社さんがいらして、展示用の作品などを1点1点確認し、丁寧に梱包していただき、無事に搬出されました。
 “美術品”の扱いで運ばれるため、事故があってはいけないということでしたが、手際の良い作業に「さすがプロ」と感心させられました。  

 9月22日(火祝)~24日(木)、美術部顧問と部長の2名が、現地に行ってきます。
 展示・会場式(テープカットなど)・展示説明・交流・・・と内容が盛りだくさんですが、なかなか味わえない経験になると思います。
 23日(水祝)の会場式の前に、豊川市にある私立豊川高校の美術部員のみなさんとの交流会を予定しています。県外の高校生同士で交流できる貴重な機会です。ワークショップやメッセージ交換などを通して、仲良くなれたらと思っています。

 それでは、詳しくは後日、ご報告します!

「サンクスタオル」デザイン原画*制作の様子

「がれきに花を咲かせようPJ」 ご報告
 10月17日(土)校内公開りんどう祭での贈呈式でプレゼントする
「サンクスタオル」の原画の制作風景です。

  

 先日無事に完成し、今ごろプリントされているものと思いますが、原画1枚につき200枚製作される予定で、合計2,000枚!
 今から、仕上がりが楽しみです♪
 

「庄司渕トンネル見守り絵画」 完成しました★

「がれきに花を咲かせようPJ」 ご報告です。
 夏休み中に完成した「庄司渕トンネル見守り絵画」は、無事に施工業者さんへの引き渡しを終えました。(下~上~下と、天井を中心にして、壁面に取り付けられます)
 業者の皆さんにも喜んでいただけたようなので、このような制作に関わらせていただけて本当に良かったです。


 

 

 
 あまりにも大きくて、写真ではよくわからなくて申し訳ないのですが、 みんなで仕上げた巨大絵画には、部員たちの様々な思いや願いが込められています。

 
[作品について]
トンネル見学で感じたこと
「人間のパワーを感じる」「暗い。人工的な光しかない」「自然や日常から遮断されている」「未来への期待が持てる」「工事中、孤独感や不安感があるのでは?」「時間の感覚がない」等

デザインの趣旨
 
浜通りと中通りをつなぐ復興支援道路ということから、海の様子を必ず入れたいと考え、「魚」を描いた。光あふれる自然風景を見て、工事作業中もトンネルの外の世界を思い出して欲しい。
 
真上に「太陽」が輝き、下方に「夜空」があるのは、時間の流れをイメージしている。夜空には「星」が輝いていて、「ヒトデ」ともイメージを重ねている。
 「子供」は、工事に関わる皆さんの安全を願う家族のイメージで、大変な業務の中でも家族の存在とぬくもりを思い出して欲しいと考えた。「男の子」は人間で、「安全」を願っている。「女の子」は“山の神様が女性である”というお話を伺ったことから、この山の女神さまのイメージを重ねている。女神さまが楽しそうに微笑みながら、人々に「感謝」を忘れずにと「激励」し、「幸福」を願ってくれているイメージで描いた。
 
幸福を呼ぶと言われる「クローバー」をくわえた白い鳥は、平和の象徴である「ハト」。太陽の光とともに幸せと平和が降り注いでいる。
 
「花」は美しいものの象徴、「風船」や「シャボン玉」は未来に向かって上昇していくイメージ、「動物」が手をつないでいるのは、地球上の生物が仲良く過ごしている様子をイメージしている。

 この絵を目にした人々に、庄司渕トンネルに対する明るいイメージを持ってもらいたい。いずれ隠れて見えなくなってしまっても、トンネルと私たちの暮らしを長く見守ってくれる絵であって欲しいと願っている。          
 

 

愛知県で紹介展★「がれきに花を咲かせようPJ」!

「がれきに花を咲かせようPJ」の紹介展示が行われます!!!
 
 『愛知県豊川市桜ケ丘ミュージアム』震災復興応援企画『斎藤清展』
の関連イベントとして実施。
 会期中の美術館内に、「花がれき」などの作品や「活動紹介パネル」が展示されます。

  
 

遠い場所ですが…お近くの方はぜひ、足をお運びください!

研修旅行に行ってきました! part2 -美術部‐

 →→→つづき→→→
●2日目●
 [作品合評会]
   
   
 作者から“心惹かれたポイント”や“反省感想”を述べ、別の部員が感想を述べる、という、美術部恒例の合評会です。人前で話すのは緊張しますが、回数をこなすごとに話すことが上手になっているのがわかります。笑いをとれる部員もいたりと、それぞれの成長が見られました。
 見える風景を素直に描いた作品、作者なりのポイントが絞られた作品、被災地という意識を強く持って描きこまれた構想的な作品など、全員がとても素敵な作品を描いてくれました。
 本物の景色に触れ、そこから得られた感動を形に表せる楽しさや喜びが、美術にはあるということを再認識できたと感じました。

 [南相馬市博物館 観覧]
 南相馬市、野馬追いの歴史や文化に触れながら、ちょうど面白い企画展が開催中だったので観覧しました。職員の方のご厚意で、昼食のための部屋を貸していただきました。本当にありがとうございました!
    ←著名な漫画家、イラストレーターなどの作品も!

 [寺内塚合第二仮設住宅 訪問]
    
    
    
 「がれきに花を咲かせようPJ」の一環、「花がれき壁掛け」をプレゼントするために訪問させていただきました。
 鹿島区には大きな仮設住宅が隣接していて、ほとんどが小高区から避難されています。集会所で自治会長さんにご挨拶をした後、6つのグループに分かれ、合計170以上の住宅を、1軒1軒訪問させていただきました。
 「壁画を描いてるんだよね?新聞に載ってたよ」とお声掛けいただけたり、「お茶飲んで行って」と家の中に招き入れていただいたり、手作りの小物やお菓子をいただいたり、グループごとにとても素敵な出会いがあったようで、訪問後の部員の顔は笑顔に溢れていました。
 壁掛けプレゼントが終わった後、集会所で、自治会長さんに何点か質問させていただきました。丁寧にお答えいただけて、その内容がとても心に染みました。最後に部長からお礼のご挨拶をさせていただき、仮設住宅を後にしました。   
      ※※ 詳しくは、今後の「花がれきPJ通信」でご紹介します ※※

 内容が満載で、たくさんの喜びや経験を得て帰ってこれたと思います。旅行の目的を、充実した形で達成できた2日間でした。この経験を糧に、今後の制作活動、PJ活動に励んでいきたいです。

 
 

研修旅行に行ってきました!part1‐美術部‐

夏季研修旅行」が無事に終わりました。以下、ご報告です。
 旅行に向けた準備やご理解、送迎など、保護者の皆様には大変お世話になりました。この場をお借りして感謝申し上げます。

【日程】8月10日(月)~11日(火) 1泊2日
【場所】相馬市原釜・松川浦(旅館すずや)、南相馬市原町区・鹿島区
【内容】
 ★1日目★風景画制作、「サンクスタオル」デザイン選考会、花火
 ★2日目★作品合評会、南相馬市博物館観覧、寺内塚合第二仮設住宅訪問

●1日目●
 [風景画制作~海での様子です]
   
  描く前に、海にごあいさつ♪ 原釜海水浴場のあと。津波の爪痕が残っています。
   
                  松川浦らしい景色です。          

 [サンクスタオル選考会]
   
 ※サンクスタオル…除染作業員の皆さんのに感謝の気持ちを伝える、という企画。
                (主催:福島県主要メディア“ONEふくしま” 協力:環境省)
 「がれきに花を咲かせようPJ」の経験を活かしてお願いしたいという依頼をいただき、10月の贈呈式に向け、継続的に取材を受けています。美術部1・2年生全員がタオルのデザインン案を持ち寄り、贈呈用タオルのデザインとして使用する10点を、投票やプレゼンで選びました。
 震災から復興し頑張っている松川浦の旅館さんで選考会を行わせていただけたのも、何かのご縁かもしれません。

 [花火]
    
 夏の夜のお約束です♪ 空には夏の大三角、そして天の川も見えました。

         →→→ part2へつづく →→→

 

 


 

「庄司渕トンネル*見守り絵画」~制作開始!

「がれきに花を咲かせようPJ」~ご報告
 現在、霊山で工事が行われている、相馬福島道路の「庄司渕トンネル」施工業者さんから、トンネルの内壁につける防水シートに絵を描いてほしい、というご依頼をいただきました。
 震災復興道路として位置づけられ、私たちの生活や地域産業を支えながら、万が一災害が発生した時の緊急輸送道路としても期待されている道路です。


 
          工事現場の見学をさせていただきました!

 
 
 横2m×縦26mという、大変大きなシートのため、体育館をお借りして制作しました。


 デザインは、1・2年生部員全員が出したアイディアを構成しています。
 防水シートはいずれ、コンクリートの壁に覆われ見えなくなりますが、工事を行っているみなさんの安全を願い、将来を通じてトンネルの安全を見守り続ける絵画として、心をこめて制作させていただきたいと思います!
 
 
 

美術部★3年生が引退しました!

1学期合評会役員交代式
 7月2日(木)、美術部にとって大事な「合評会」を実施しました。
 部員全員が一人ひとり、1学期の制作成果を発表し、みんなで講評し合うというものです。

 3年生から順番に、①使用した画材や材料 ②テーマ ③反省や感想など を発表し、
それに対して誰かが感想を言う、という流れで、約1時間30分にわたって密度の濃い時間を過ごしました。
        
               45名全員が発表し合います



 その後、恒例の「役員交代式」を行い、3年生が引退しました。
 今年は3年生が趣向を凝らし、某芸人さんのネタを披露して盛り上がりました。
  
     「ラッスン ○○○ ♪ ~」                 新・旧部長の握手!
 

 先輩たちの姿を胸に、後輩たちの意欲が輝きだす、そんな季節です。

除染作業、お疲れ様です!

「がれきにかせようPJ」ご報告
 「除染業者のみなさんを応援する企画」~事業所訪問(4回)
 原発事故から4年が経過してもなお続く除染作業。季節や天気に関係なく行われる除染は、大変過酷なものであると想像します。その作業を行っているみなさんを応援するために企画した内容です。
 6月初旬から中旬にかけて、福島市内にある4ヶ所の除染事業所さんを訪問し、3種類の応援作品をお渡ししてきました。

  
   「たまごささりん」   「 オリジナルメッセージキーホルダー」  「応援絵手紙」 

  
        * プラ板で作った、メッセージ入りキーホルダーです *
          全部員45名で約150個分、分担して制作し袋詰めしました。

①佐藤・本多特定業務委託共同企業体(吉井田地区) 6月8日
  

②大丸・半澤特定業務委託共同企業体(飯坂地区) 6月8日
  

③西部産業株式会社(東部地区) 6月9日
  

④東信・亀谷・交友会特定業務委託共同企業体(信夫地区) 6月13日
  

 訪問の際は緊張していた部員も、みなさんから歓待いただけてほっとした様子でした。
 お渡しした作品を喜んでいただけたので、とても嬉しかったです。
 各事業所さんから、美術部員のためにお菓子や飲み物などご準備いただきました。お気遣いに感謝いたします。
 みなさんのお姿を励みに、これからもがんばっていきたいと思います。

   (福島民報、福島民友に記事が掲載されました)

「黒板アート」★大成功!

「がれきに花を咲かせようPJ」ご報告
 だて青年会議所主催「だてなエビルマンからの挑戦状」という事業が始まります。
美術部は3月から、この事業のパンフレット用メインキャラクター地図のデザインをさせていただいてきました。
 
 事業を公開するにあたり、子供たちの関心を引くため
「サプライズ★黒板アート」と名づけた出張黒板アートを制作。
 5月27日~29日は大田小学校、6月5日には保原小学校、と
地元の小学校にこっそりお邪魔して、各校1か所、黒板をお借りして
エビルマンからの「予告状」をデザインして描きました。制作に関わった部員は総勢、25名です。

       【 大田小学校・児童会室 にて】
     
  
 何も知らない子供たちに 「これ何?何が起きるの!?」という期待を持たせるための絵でした。
 エビルマンの正体や事業内容はビデオレターで明かされることになっており、描かれているのはビデオレターに登場するキャラクターです。
 さらに、朝、登校した子供たちを室内へ誘導するために、床に画用紙で作った足跡をペタペタ。なかなかいい雰囲気になりました。
     ※福島民報・福島民友に記事が掲載されました

       【保原小学校・3年3組教室にて】
 
 
 

 普通教室の黒板をお借りしたため、授業が始まる前に消える運命の絵でした。
 高校生から見るととっても小さな机や椅子を後ろに移動させ、約3.5時間かけて絵が完成!
机イスを元に戻してから間を縫うように、足跡をつけました。
 「机の上にも足跡をつけよう!」「廊下のほうにも続いていけば、辿ってくれるかな?」と、様々な想像を膨らませながらペタペタ。見てもらえるのを楽しみに、作業を終えました。


 「サプライズ★黒板アート」の実施につきまして、だて青年会議所の皆様、各小学校の先生や職員の皆様に、多大なご協力を頂きました。本当にありがとうございました!
 絵を見てくれた小学生のみなさに、アートの楽しさやものを伝える力などを身近に感じてもらえたなら嬉しいです。

「仮設に花を咲かせよう!~壁画PJ」 14回目の壁画です。

「がれきに花を咲かせようPJ」ご報告
 6月6日(土)、北幹線第二仮設住宅の集会所に
壁画を描かせていただきました。
 1年生は初めての壁画PJ。3年生は、たぶん引退前最後の壁画PJ。
参加部員総勢30名で、お邪魔してきました。

 当日は朝から雨が降っており、顧問が空と天気予報とにらめっこしながら仮設自治会長さんに電話をすると
「外ができないなら室内に描いていいから、来て」
とおっしゃっていただけ、実施を決めました。

           
    

 午前中は小雨が降り、昼前には雨足が強まって外の作業を中断したりと落ち着きませんでしたが、午後は天気が回復したため、午前でできなかった分を巻き返し、ほぼ予定通り完成させることができました。
   


 屋外と並行して、室内の引き戸5か所にも絵を描かせていただきました。襖絵のような感覚で、貴重な体験をさせていただきました。
    
                
 
 お昼は、部員全員分のお弁当を準備していただきました。
住民の方とご一緒に、感謝しながらいただいたご飯はとても美味しかったです。

                

 4月に交流会を実施させていいただいて以来の訪問でしたが、いつも歓迎していただけるので本当に嬉しいです。
また訪問し、少しの間でも楽しい気分を味わっていただきたいと思います。

東京電力㈱訪問~「原発作業員の方々を応援する企画」

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告
 5月26日(火)放課後、東京電力㈱福島復興本社復興推進室を訪問し
 福島原発で作業をされている方々への激励作品をお渡ししてきました。
 室長さんにご挨拶した後、プレゼントしたのは「たまごささりん人形」です。
    「ささりん」=保原高校マスコットキャラクター

         

 廃炉へ向けた収束作業は、まだ40年はかかるとおっしゃっていましたが、
その期間、作業をするみなさんの苦労は多大なものであると想像します。
 少しでも心を癒しながら作業に向かっていただきたい、という思いを込めた作品です。
喜んでいただけ嬉しかったです。みなさん、これからもお体に気をつけて頑張ってください!

     【記事が掲載されました。 5.29(福島民友新聞)】
 

「おばぁちゃん教室in上野台仮設住宅」

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告
 5月23日(土)、国見町の上野台仮設住宅にお邪魔し、
おばぁちゃん先生のご指導のもと、「いちご型アクリルたわし」を作ってきました。
 参加した部員7名中6名は、編み物初体験でした。

「わからない」「できない」の連発でしたが、おばぁちゃん先生が根気よく丁寧に教えてくださったので、少しですが自分で編み進めることができるようになりました。
  
     先生の手の動きを見て覚えようとしますが・・・     難しいです…

               
             「こうして、こうして…」「うんうん…」 だんだんわかってきました!

 人間の知識や技術は、若い世代に伝わることで、伝統や文化となります。
 今回の交流で、ちょっとした技術の継承があったのかな?と思い嬉しくなりました。

 おばぁちゃん先生、また教えて下さいね。
 

保原高美術部 PTA総会で発表させて頂きました。

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告
 4月26日(日)、PTA総会の後、“生徒の活動に触れる行事”で
美術部も時間を頂きました。
 3年生部員が4名、発表担当として、シナリオや画像、映像など準備して臨みました。
   
    

          

 直前までとても緊張していましたが、司会もPC操作・音響担当も、とてもよく出来たと思います。
 保護者の方からも拍手をたくさんいただきました。ありがとうございました。

     

 美術部はこれからもできることをどんどん行っていきますので、どうぞ応援をよろしくお願いします。

「お楽しみ会in北幹線第二仮設」を開催しました★

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告
 4月15日(水)、この日は創立記念日でお休みでした。
 美術部2・3年生13名が、福島市にある北幹線第二仮設住宅へお邪魔し
住民の皆さんと楽しい交流をさせていただきました。

 内容は、歌やダンスの発表・かるた・ゲーム・お団子会食。
今年の春3度目の交流会でしたが、初めてである「おはじきゲーム」を今回、実施してみました。 …とは言っても部員は全員、おはじきゲームを知りませんでした。
住民の方にルールを教わりながら、和気あいあいと楽しい時間を過ごさせていただきました。

  

  



 今、避難生活の長期化により、高齢の方々の孤立が心配されています。
「一緒に楽しめたり、直接関われるような企画を」という自治会長さんからのご要望で、「おじぃちゃんやおばぁちゃんに教えていただく」という内容を取り入れてみたわけですが、「孫が来たみたいだ」と、想像以上に喜んでいただけたので本当に嬉しかったです。
 
 白熱したゲームの末、「次回は勝ちますよ!」という約束を交わす部員もおりました。
よく来る近所の子供、という感覚で、またお会いしに行こうと思います♪

 【福島民友に、記事が掲載されました】

保原高校美術部 大林監督が来校されました!

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告
 4月14日(火)放課後、
 映画作家の大林宣彦監督が、美術室にいらっしゃいました。
 来校されるのは4度目ですが、現部員が監督にお会いするのは初めてです。
 緊張しながらも、お会いできる嬉しさとコーフンが立ち込めていました。
 大林監督が初めていらしたのは、2012年2月。震災後の福島県を訪れ、保原高校にも立ち寄られました。そこで大林監督が「花がれき」に感激して下さったことから、美術部との交流が始まりました。
 2013年には、大林監督が手掛けたAKB48「So long!」のミュージックビデオに部員が出演させていただき、それが縁で、AKB48・SKE48の松井珠理奈さんが来校する、というサプライズもありました。
 
           
 部員から、手作りの寄せ書き入りお花カチンコ、花を描いたメガホン、「花がれき」、たまごささりんの4つをプレゼントし、その後、3年生3名から監督に質問をさせていただきました。

     
 映画を作っている間にもストーリーや設定が変わっていくので、完成に至るまで様々な奇跡的なことが起きていること、映画で伝えたいことを伝える際の苦労話、監督になろうと思ったきっかけなど、一つの質問に対して約30分、じっくりとお答えいただきました。それぞれ心のこもったお答に、大変心を打たれました。

 黒沢明監督が生前、「映画は世界を平和にできる」とおっしゃり、大林監督にその意思を託していかれたのだそうです。今度は大林監督から美術部員たちが、その思いを受け取らせていただきました。こうして人間の歴史はつながっていき、今よりもすばらしい未来ができたらこれ以上のことはないと思います。

      
 一人ひとりの胸の内に花が咲いた、そんな貴重な時間となりました。大林監督、本当にありがとうございました。また、素敵な映画を撮って下さいね!
 
   【福島民友・福島民報に記事が掲載されました】

美術部・福島県「新『ほっと』スペース創出事業」~木工家具が完成!

ご報告が遅れました、3月20日(金)、福島北医療センターで
木工家具の寄贈式が無事、行われました。
1F待合フロア(?)に設置されていますので、多くの方にご使用いただけたら嬉しいです。

以下、部員のデザイン画&完成した木工家具(製作:DC2様)を、ご紹介します。

 
   デザイン画                完成

 
     デザイン画           完成

 
     デザイン画             完成

 
     デザイン画             完成

「花がれきPJ」~活動通信31号~発行しました★

新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!
美術部一同、みなさんの入部を心待ちにしております。
これから一緒に、美術部を盛り上げていきましょう!

   始業式&入学式に発行した「活動通信」31号です。
                 ↓
     

昨年度までは部顧問が通信の制作を行っておりましたが、
27年度から、美術部員の中で「通信チーム」を結成します。
仮設訪問などの際にインタヴューさせていただいたりしながら、活動の内容や、伺ったお話を随時、通信に掲載していきたいと考えていますので、どうぞお楽しみに!

「花がれきPJ~活動通信30号」発行しました★

2011年から発行し続けている「がれきに花を咲かせようPJ」活動通信ですが、
とうとう30号です! 以下の内容を掲載していますので、ぜひご覧ください。
 ・1月と2月の活動紹介
 ・1月4日の民友新聞に掲載された“大林宣彦監督からのメッセージ”
 (記事の二次使用について、許諾を得ています)

活動通信30.pdf

「絵画掲示セレモニー」~保原・大田地区仮置場にて

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告
 2月19日(木)、1月末に完成した「仮置場景観対策絵画③」の掲示セレモニーが行われました。
 場所は、保原・大田地区仮置場。阿武隈急行・保原駅から200メートルほど南の場所で、駅から見えます。 雨が少ぱらつきましたが、足場は思ったほど悪くなく、無事にセレモニーが行われました。
 
 伊達市長さんからごあいさつをいただき、絵画のパネル5枚を順番に掲示していきました。
        

 5枚のパネルが並ぶと、縦183㎝×横460㎝のとても大きな絵画が完成しました。
           

 テーマは「春」。見ていただく地元住民のみなさんが、あたたかな春をイメージできるよう、小鳥が飛び花が咲く様子を描きました。また、保原高校のマスコットキャラクター“ささりん”も描き入れ、全体的に明るく楽しい作品に仕上がったと思います。

                        
                        (デザイン担当者より、ご挨拶)       (部分:ささりん)

 仮置場の建設に当たっては、地元の方の了解を得るため、関係のみなさんがとても苦労されたのだそうです。福島県内に続々出来た仮置場は、地元に住む住民にとっては「必要」であるけれども「あってほしくない」ものです。
 あるだけで嫌われてしまう「仮置場」に彩りを生み、見た目に優しい雰囲気作りに協力できたのではないかと思っています。

 今回の制作は、現2年生にとって最後となるため、先輩から後輩へ、ノウハウを伝え合う姿がよく見られました。世代交代は仕方ないことですが、自分たちの活動に誇りを持って、それをつないでいこうとする部員の様子に頼もしささえ感じました。
 
             

 たくさんの方の応援をいただきながら完成できた作品を、ぜひ多くの方に見ていただきたいと思います。関係のみなさま、本当にありがとうございました。


 

笹谷東部仮設住宅さんへ訪問しました♪

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告
2月14日(土)、バレンタインデーのこの日、
浪江町から避難する住民の方が生活されている笹谷東部仮設さんへ、花がれき壁掛けをプレゼントしにお邪魔しました。現在の入居戸数は160以上。予想した通り、とても広い仮設さんでした。

             



参加者した部員は、1・
2年生16名。

  


集会所で自治会長さんにご挨拶してから、4つの班に分かれて11軒、住宅を回らせていただきました。

準備したバレンタイン♡チョコも、壁掛けと一緒にお渡ししました。


           

雪が降ったりやんだり、時折吹雪くというあいにくの天気でしたが、住民のみなさんに歓迎していただき、心を込めて作った壁掛けを笑顔で受け取って頂けたため、とても嬉しい時間を過ごさせていただきました。

今回、部員から「中通りの避難生活で、楽しかったことは?」「高校生に考えてほしいことは?」などのインタヴューを行い、何人かの方々にお答えいただきました。

学校で発行している『プロジェクト通信』の中で紹介し、住民の方の思いや、仮設での暮らしの様子などを伝えたいと思っています。

明るく優しい住民の方との出会いに、心から感謝します。寒い中対応していただき、本当にありがとうございました!

ワークショップや壁画制作プロジェクトにも賛同いただけたため、今後も交流を続けさせていただける可能性が!?

またまた楽しみが増えました♪

【記事が掲載されました~2月16日(月)福島民報】


 

 

上野台仮設住宅さんへ、お邪魔しました♪

「がれきに花を咲かせようPJ」ご報告
 1月24日(土)10:00~
       

 国見町の上野台仮設住宅さんを訪問し、「花がれき壁掛け」をプレゼントしました。
 飯舘村から避難されている方々がお住まいの仮設で
集会所に伺うと、笑顔いっぱいの住民の方がたくさん、私たちを出迎えて下さいました。

            
 
  今回訪問させていただいたメンバーは、1年生6名。 
 訪問や交流の経験が浅い部員が多く、緊張してなかなか会話ができずにいたようですが
こうした経験が、「次はもっと自分から話をしてみよう」という挽回意欲につながるので、
何事も経験ですね。
 お茶やお菓子ご準備下さったり、手作りの素敵な作品を頂戴したり、住民の皆さんにはたくさんお気づかいをいただきました。本当にありがとうございました!

 こうした交流を継続できれば、ということで今後のお話などもさせていただきましたが
一度限りでなく何度も顔を合わせ、少しずつ笑顔が増えたり、仲良くさせていただけるようになれば嬉しいです。

 【記事が掲載されました~福島民報1月26日(月)】
 

宮代仮設さんで、新年会♪

『がれきに花を咲かせようプロジェクト』*ご報告

 1月17日(土)、「新年会」を開催しました
 場所は、福島市にある宮代仮設住宅さんです。(浪江町から避難)
 いつもお世話になっている住民の方々に、今年もよろしくお願いします、という気持ちを込めて、楽しく過ごしていただこうという趣旨の企画です。

      
       前日のリハーサルの様子
 
 【内容】 
   「ありがとう」いきものがかり 合唱 

 
      
  「オリジナル復興かるた大会」             「オリジナル福笑い」
    

       
      「オリジナル判じ絵クイズ」        「ようかい体操第一」 ダンス?
     
    
     
                     「おしるこ会食」


 終始、笑顔が絶えず和やかな交流となり、大満足の一日でした。
 宮代仮設さんは、高齢の方が多いところです。「孫のような高校生が来てくれると、明るくなって嬉しい」とおっしゃいます。 部員たちは緊張しながらも「笑顔で元気を届けたい」との思いでいつも、訪問させていただいています。こうした出会いと交流をお互い心の支えにしながら、明るい未来を描いていけたらと思います。

 宮代仮設さんとの再会は春、壁画PJの予定。
 今からとても楽しみです♪

     【記事が掲載されました~福島民報1月19日(月)】

 

SB 内川聖一選手が美術部を激励に!?

『がれきに花を咲かせようPJ』ご報告
 12月21日(日)は、1月の訪問活動の準備でPJ活動を実施。
 そこになんと、大物プロ野球選手が激励に来て下さいました!
 今シーズンの日本一チーム、福岡ソフトバンクホークスの、内川聖一選手です。
 
 被災地・福島の子どもたちに元気を、という趣旨で、午前中は少年野球の指導をされた内川選手。野球教室の開催地が保原町内だったということもあり、本校美術部を訪れる、ということになったそうです。
 はじめに、昨年度末に掲示された「平地区仮置場景観対策絵画」をご覧になり、部員代表の生徒からご挨拶と説明をさせて頂きました。
 伊達市の職員の方から、除染の現状説明があり、それを真剣に聞かれていました。
       

 次に、保原高校へ移動し、顧問からこれまでのPJ活動の経緯を説明。校内に展示しているパネルなどを熱心に見ていらっしゃいました。
 いよいよ美術室へ!

        
 「花がれき」「花がれき壁掛け」を作っていただきました。「油絵は初めて」とおっしゃいながらも素敵な作品が完成しました。
 あっという間に、終りの時間が近づき…
 

           
 内川選手のサインボールなどを頂きました!    私たちからもプレゼントです

         
     似顔絵も喜んで頂けました          みんなで記念撮影♪

 内川選手以外にもたくさんの方がいらしたため、いつも以上に緊張した面持ちの美術部員でしたが、内川選手の気さくで飾らない人柄のおかげで次第に笑顔が溢れていきました。
       「この活動は、僕たちがやっていることと同じ」
 そう言っていただき、スポーツもアートも、人の心に元気を生み出す力を持つものである、と改めて考えました。
 内川選手との交流を実現させて下さった関係の皆様に心より感謝申し上げます。
                  
  内川選手、来シーズンも活躍されることを期待しています。頑張って下さい!

               
      内川選手作:花がれき、花がれき壁掛け
           いただいたサインボール、サイン色紙 (他、お菓子)
 

「ありがとうございました!」卒美展、終了!

「第49回 卒美展」が無事に終了しました。
 総来場者数、218名。大変多くのお客様にご来場いただきました。
 本当にありがとうございました!
 
   
          会場の様子          来場者プレゼント(初日の様子)

   
  卒業生もたくさん駆けつけてくれました    仮設住宅のみなさんの作品
                             素敵な作品ばかりでした♪
   
          
      展覧会終了後の合評会       学校へ戻る、作品の行列です
      3年生のギャラリートーク


 美術部にとって、年度内で一番大きなイベント。3年生は最後に、作品制作に込めた思いを一人ひとり、後輩たちに聞かせる「ギャラリートーク」を行います。
 これまでの活動を振り返りながら話す様子は、とても頼もしく見えました。

 1・2年生は、みんなで協力して、お客様に喜んでもらえる良い展覧会にしよう!という強い意気込みから、今回初めて「プレゼント」を用意しました。
 部員が手作りしたプレゼントは好評で、特に数量限定の「たまごささりん」「花がれきストラップ」が全て無くなり、オリジナルポストカードも喜んでいただけたことに大満足でした。

 「花がれきPJ」で交流のある、仮設住宅のみなさんの作品を展示できたのも、とても嬉しいことでした。作者・知人の方々が観に来て喜んで下さったので、展示のお願いをして良かったと思いました。

 個人の制作活動、「がれきに花を咲かせようPJ」、という大きな2つの活動の成果を発表し、またこれからもがんばろう!という気持ちを高めることができた卒美展。
 私たちを応援して下さる、多くのみなさんの存在を大切にしながら、今後もチャレンジ精神を持って励んでいきたいと思います。
 
 

第49回「卒美展」 ぜひおいでください!

   第49回「卒美展」 保原高校*美術部
        ご来場をお待ちしております!!

           

 日時 12月12日(金)~15日(月) 9時~17時 ※最終日は14時まで
 会場 保原市民センター (伊達市保原町宮下111  ツインツリーの隣)
 内容 ・部員の個人作品や共同作品、約130点
     ・がれきに花を咲かせようPJの紹介
     ・賛助出品(宮代仮設住宅の皆様)
 
  ★来場者特典以下のどれかお好きなものを一つ、プレゼントします!
          ・「花がれき」・「たまごささりん」・「花がれきストラップ」
               (以上の3つは数量限定)
          ・オリジナルポストカード

  【準備風景】
    
      「花がれきストラップ」制作中       作品データを作っています
    
      「たまごささりん」制作中          12月2日の進捗状況          

「Doodle4Google」結果&”恋人たちのイルミネーション”♪

「Doodle4Google2014~忘れられない瞬間~」

  
   
 11月30日に結果が発表になり、残念ながら、賞をいただくことはできませんでした。
 応援、投票いただいた多くの皆様に感謝申し上げます。
 
 全国公募のデザインコンクールにおいて、【高校生部門】15,000点を超える応募作品の中から、地区代表として合計10点の中に残りました。(入選ということになるようです)
 これだけで大きな快挙です!美術部一同、今後も意欲的に励んでいきたいと思います。

”恋人たちのツインXmas(HAPPY)ツリー”イルミネーション
 保原町商工会さまより依頼をいただき、美術部でデザインを担当しました。

           
 つがいの白鳥が、仲良く向かい合い、真中にハートがある、というかわいらしいデザインで心が和みます。
 11月29日~1月31日、夕方17時から毎日点灯します。
陣屋通りのイルミネーションも奇麗ですので、ぜひこの期間、光の芸術を楽しんでください。

【投票お願いします!】doodle4google部門代表に選ばれました!

Googleのロゴデザインコンテスト、「doodle 4 google2014」に応募した
保原高校美術部1年生の作品が
「高校生部門」の代表作品として選ばれました。

現在、下記サイトで、部門最優秀作品、グランプリ作品を決定するための
一般投票が行われています。

 【ウェブサイト】  http://www.google.co.jp/doodle4google/

 【オンライン投票期間】 11月10日(月)~11月19日(水)


ぜひ作品をご覧いただき、良いと思われたら投票をお願いします!

壁画PJ⑬、完成!「がれきに花を咲かせようPJ」

「がれきに花を咲かせようPJ」ご報告
 10月11日(土)、宮代第一仮設住宅にて、壁画PJを行いました。
  テーマは、故郷のお祭や昔話です。

 浪江町請戸地区の「安波(あんば)祭」、浪江町酒田にある堤にまつわる「酒田のから堤」。
 9号棟北側の、長屋になっている壁に描かせていただきました。

      
       海の生物を描いています              福島テレビさんの取材がありました
             

 制作中、見に来て下さる住民の方々が、口々に「安波(あんば)様、懐かしい!」とか、「カニやウナギがかわいい」と喜んで下さいました。

        
 
 季節的に、今年度最後の壁画となるため、部員たちの制作意欲も高く、素晴らしい作品が完成したと思います。
 宮代仮設のみなさんはもちろん、浪江町から避難されている多くの方々の癒しの場となれば嬉しいです。


 

 

美術部が12日、 ラジオに出演します!

NHK・民放連共同ラジオキャンペーン「ダカラジ」
 9月15日(月)、いわきアリオスでのキックオフイベントの様子が、放送されます。

  放送日  10月12日(日) 
          ラジオ福島 14時~
          ふくしまFM 19時~
     
 美術部員が 「がれきに花を咲かせようプロジェクト」の紹介プレゼンテーションを行っております。ぜひ聴いて下さい!

ダカラジ~キックオフイベントに出演しました!

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告

 9月15日(月)、いわきアリオスで開催されたダカラジのイベントに出演し、ステージでの活動紹介、ロビーでの展示を行いました。
 


 私たちの活動を、いわきの方々に知っていただく絶好のチャンス。事前にシナリオを準備し、読み合わせ練習などを行って緊張感を高めながら、当日を迎えました。

        楽屋の様子

 ステージでは足がガクガクと震えるほどでしたが、パーソナリティーの方やゲストの方々に賞賛の言葉をいただけたので、本当に良かったと思いました。

 自分たちのステージ紹介を見ていただけることはもちろん、パネルや作品を見ていただけて、それだけで嬉しかったのですが、ライブゲストの「MONKEY MAJIK」やモデルのラブリさんなどと一緒にステージに立てて、とても感激しました。

 特に、「MONKEY MAJIK」のメンバーが展示を見にきて下さり、いろいろなお話ができ、その優しさに感動しました。 ライブもとてもカッコよかったです♪


           
          NHKラジオのキャラクター、らじる くんと♪

 このような貴重な機会をいただけたことに改めて感謝しながら、これからもこの活動を頑張っていきたいです。

「ダカラジ」に出演します♪

NHK・民放連共同ラジオキャンペーン「ダカラジ」
美術部の「がれきに花を咲かせようプロジェクト」に出演の依頼をいただき、
先日、収録が行われました。

       

ラジオ福島・手塚アナウンサーにインタビューを受けました。
はじめは緊張気味でしたが、手塚アナの話術にうまく乗せられて
最後は元気に「ダカラジ」!と締めて終了。

放送予定日は後日わかりますのでお楽しみに♪

関連企画としていわきアリオスで開催されるキックオフイベントにも参加させていただくことになりました。
9月15日(月)当日、いわきでお会いしましょう!


  

「仮置場絵画第2弾」が掲示されました!

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告
 8月26日(火)の放課後、『梁川地区仮置場』に、掲示されました。

 【セレモニーの様子】 雨が降る中、たくさんの方が集まってくださいました。

  

 
 【掲示作品】 地元住民のみなさん、伊達市長、浮島環境大臣政務官もご一緒に、作品の前で記念撮影♪
 


 地球上のすべての生き物が、手を取り合い、仲良く笑顔で暮らしている様子、というのが今回の絵画のテーマです。美術部1・2年生27名で制作しました。
 地元住民の方々に喜んでいただきたい、という気持ちを込めましたので、ぜひ多くの方にご覧いただければと思います。

中山工業団地仮設住宅へ訪問させいただきました!

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告
 7月26日(土)、川俣町にある中山工業団地第一第二仮設住宅へ伺い
『花がれき壁掛け』をプレゼントしてきました。

 お会いした住民のみなさんがとても明るく優しく迎えて下さり、
猛暑ではありましたが、とても清々しい気持ちになりました。




 お子さんがいらっしゃるお宅には特別に、花火もプレゼント。
水浴びをしていた小さな女の子が「ありがと」と喜んでくれて、とても良かったです。


 
 住民のみなさんは、浪江町から避難されて、3年以上経過しています。
 野菜を育てたりと一見楽しそうに過ごしていらっしゃいますが、心の中から故郷が消える日はないとおっしゃっていました。
 
 保原高校は新校舎での生活が始まってすでに半年ほどになりますが、避難生活を送る方々が未だに仮設住宅で仮暮らしをされている現実を、忘れてはいけないと思います。また、そうした様子を世間に伝える力が、このプロジェクト活動の中にあると信じて、これからも活動を継続していきたいです。


 
 

浮島政務官が来校~伊達市仮置場絵画②制作中!

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告
 1学期の合評会が終わり、3年生が引退して美術部役員が交代しました。
 新体制での初めてのPJ活動は、「伊達市仮置場環境対策絵画」第2段です。

 前回モチーフは「海」、今回は「空」です。地球の上で人や動物が手をつなぐ
とても可愛らしいデザインになっています。

     
    ①模造紙で原寸大の下絵を制作。        ②パネルをつなぎ、背景を塗ります。

               
                ③下絵を写して色を塗り重ねます。

 7月15日(火)には、浮島環境大臣政務官が来校、制作の様子を視察され、描く作業を手伝って下さったり
部員を励まして下さいました。
 3月に環境省を訪れた際に寄贈した「花がれき」を大切に持って来て下さっていて、とても感激しました。
 

        
    ④浮島環境大臣政務官も、ご一緒に。       ⑤記念に、メッセージアルバムと「ささりん」
                                  張り子をプレゼントしました。


 7月中には完成し、2学期が始業してから、伊達市内の仮置場に設置される予定です。
 部員一丸となり、完成に向けて頑張っていますので、ぜひ楽しみにしていてください!

   (7月16日のFNNニュースで放送、同日:福島民報・福島民友に記事が掲載されました。)

東京・東雲で「子ども復興博」に参加しました!

「がれきに花を咲かせようPJ」ご報告
 6月29日(日)、NPO法人復興博さまからお声掛けいただき、
東京のグランチャ東雲という会場で開催された「子ども復興博」において
PJ活動の紹介や避難者のみなさんとの交流を行ってきました。
 
 いわき市から来た「エクスプレションD.C.」、宮城県気仙沼から来た「ファイト新聞社」のみなさんと一緒に、ダンスをしたり花の絵をたくさん描いたり、楽しい時間を過ごしてきました。

         
 壁に花を描く、エクスプレションDCの子供たち。   最後にみんなで記念撮影!


 …と言いながら、実は参加したのは現保原高校生ではなく、この春に卒業した美術部のOB・OG、合計9名です。
 期末考査中の後輩たちのために、先輩が代わりにPJを紹介しに行ってくれたのです。
 久しぶりに顔を合わせたOG・OBでしたが、卒業しても花がれきPJに関われることと、仲間と再会できたことに大喜び。
 当日の東京は、夕方に大雨で大変でしたが、充実した時間を過ごすことができました。
 これからも、自分たちにできることで元気を伝えよう!という思いを共有し、会場を後にしました。
 今回初めて、遠く離れた土地で復興活動を頑張る子どもたちに会いお互いを知り合えたのは、とても有意義なものであったと感じます。
 今後も、その存在を励みにしながら、頑張っていきたいです!

     ※6月30日(月)の福島民報・福島民友に、記事が掲載されました。

除染業者さんへ、「応援ささりん張り子」をプレゼント

「がれきに花を咲かせようPJ」ご報告
 期末考査が終わり、活動が再開しました。
 遅れてしまいましたが、考査前に活動した内容をお伝えします。
 6月17日(火)、霊山町の「伊達市除染支援事業協同組合」さんを
を訪問し、「応援のささりん張り子」をお渡ししてきました。
 地元伊達市の除染に尽力されているみなさんを応援しようと考えた企画です。

    
 
 張り子とは紙製の人形で、保原高校のマスコットキャラ「ささりん」をモデルに
部員が手作りしました。
 「若い人の将来のために、これからも除染をしっかり続けていく」
というお言葉をいただき、とても嬉しかったです。

 個人宅それぞれの放射線量の違いや、森林の除染についてなど、除染に関わる問題は
まだたくさんあるそうです。この土地で暮らしていくために、放射線の正しい知識を持つことが
大切だと感じました。 

 お土産にハンドタオルと業務用ウェットティッシュをいただきました。ありがとうございました!
 これからも、大変な所で頑張っていらっしゃる方々に目を向けながら、過ごしていきたいです。
  
  ※6月20日(金)の福島民報・福島民友に、記事が掲載されました。

壁画PJ⑫、北幹線第二仮設住宅で完成!

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告
『仮設に花を咲かせよう!~壁画制作プロジェクトpart12~北幹線第二仮設住宅


 6月7日(土)の予定が雨で延期、14日(土)に改めて伺い無事に完成できました。
 こちらの仮設さんでは3回目の制作で、双葉町から避難されている住民の方々が、私たちの制作を楽しみに待ってくださっていました。

 7日(土)、制作はできませんでしたが、仮設の女性陣がカレーライスを作って御馳走して下さったのが嬉しかったです
            
 
 
 完成したのは「ふたばハウス」「ふたば列車」の2作品です。
      


 それぞれ、部員が考えたオリジナルキャラが楽しそうに窓から顔をのぞかせています。今回は元気で明るい双葉町の方々のイメージを表現しました。
      

      

 2年前に描かせていただいた壁画の修復も行いました。
 ペンキのはげ落ちた部分が綺麗になり、「見栄えがよくなった」と言っていただけたので良かったです。
 
      

 「次はここにも描いて」というご要望もいただけたので、私たちの活動が住民のみなさんに喜ばれている、ということを実感でき、とても達成感がありました。
                
   
 3年生にとっては最後の壁画制作となりましたが、満足のいく作品ができてよかったです。これからは1・2年生が活動意思を引き継いでいきます。
 今後とも、ご支援よろしくお願いします。

 今回の様子が、8月に放送予定のNHKEテレの番組「東北発★未来塾」内『未来への芽』というコーナーで紹介されます。  ※放送日は未定です

旧佐原小仮設住宅訪問~花がれき壁掛けプレゼント

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告
 24日(土)、福島市の西部にある「旧佐原小学校応急仮設住宅」を訪問し
住民の方に「花がれき壁掛け」をプレゼントさせていただきました。

 あづま総合運動公園のすぐそばにある仮設で、避難生活をされているのは浪江町の方々です。当日は自治会長さんが笑顔で迎えてくださり、一軒一軒案内して下さいました。
 
 7名の部員で訪問しましたが、そのうち6名が、仮設住宅訪問初体験者です。
初対面の方のお宅にノックして「こんにちはー」と声をかけるのは、とても緊張します。
それでも、今回の訪問の趣旨を伝えようと一生懸命お話しさせていただきました。

        
    
          
 
 住民のみなさんに快く壁掛けを受け取っていただき、さらに私たちの活動をご存じの方もいらして、とても嬉しくなりました。

 「復興住宅ができれば、そちらに移る人もいるだろうし、3年過ごしたこの土地に残る者もいるだろう」と自治会長さん。私たちがあまり知ることのできないお話を教えていただき、福島の復興の道のりがまだまだ長いということを改めて感じさせられました。

 住民のみなさんが、今後も健康に過ごしていかれることを願っています。

今年も東京電力㈱に届けます

「がれきに花を咲かせようPJ」 
原発作業員のみなさんへ感謝と応援の絵手紙part4+α 

今年度は絵手紙と共に立体作品もプレゼントしよう!ということで考えたのが『応援張り子』です。
        
         顧問による参考作品          素材は新聞紙です

 昨年夏、部の研修旅行で三春のデコ屋敷にお邪魔し張り子の絵付け体験をしました。
 中通りではなじみ深い「張り子」を手作りし、作業をされている方々にメッセージと共に届けるという計画です。
 デザインは昨年度、保原高校のマスコットキャラに決まった『ささりん』。
 福島原発で作業に携わっていらっしゃるみなさんの心を和らげる存在になってほしいです。
 また、伊達市で除染作業を行っている業者の方にもプレゼントする予定。
 
 私たちの生活を守ってくださっているみなさんへ、感謝の気持ちをお届けできる日が待ち遠しいです。