お知らせ

検定試験

 

【公益財団法人全国商業高等学校協会主催】⇒ 略して、” ぜんしょう ” と呼ばれる検定試験です。

 下記の情報は、公益財団法人 全国商業高等学校協会(http://www.zensho.or.jp/puf/examination/index.html)及び「全商広報(中学生のための「商業」がよ~くわかるガイドブック)」、「高校の商業教育」から抜粋したものです。

 全商協会主催の検定試験及び高校における商業教育全体に関する情報を、詳しくお知りになりたい方はこちらを参照してください。

http://www.zensho.or.jp/puf/index.html

全商広報 第39号 2020(中学生のための「商業」がよ~くわかるガイドブック).pdf 令和2年度 高校の商業教育.pdf

 

 

名称:珠算・電卓実務検定試験 (本校では、電卓部門のみ受験します)  本校での受験時期:1年生 6月 

検定試験の説明:

 「読み、書き、ソロバン」というのが、昔の日本の典型的な教育でした。そこから多くの商業人が育ち、かつての日本の商業が支えられ、社会経済が発展してきました。また、昔から「日本人は数字に強い」との国際的な評価がありますが、この能力は、「ソロバン」によって培われてきたといっても過言ではありません。
すべてがオートメーション化され、コンピュータがこれほど普及した現代でも、商業を支える主体は人間であることに変わりはありません。
 「読み、書き」は義務教育の基本であり、またソロバンや電卓は、ビジネスの諸活動に必要な計算の基礎になる考え方や計算能力の向上を図ることができます。ソロバンでは計算技術が向上し、暗算能力も付き、電卓では複雑な計算も簡単にこなすことができます。
 ソロバンや電卓を利用し、実務計算処理能力を判定するのが珠算・電卓検定試験です。

解答 イ

名称:簿記実務検定試験  本校での受験時期:1年生 1月 / 2年生 1月 / 3年生 6月・1月

検定試験の説明:

 簿記とは、日頃、企業(会社)で行われる取引を一定のルールに従って帳簿に記録し、それを一定の報告書(財務諸表)の形にまとめ、利益の金額や所有する財産の状態などの情報を企業の内外に提供するためのものです。簿記で作成した報告書は、税金の金額の計算や、会社の将来性や信用度の測定などに利用されたりします。いわゆる企業の通知表や成績表にあたる報告書を作成するのが簿記なのです。
 簿記を学習することによって、企業の経理事務に必要な知識や技術が身につくだけでなく、企業の経営状態などを理解・分析することが可能になり、経営管理能力が身につきます。
 このように、「簿記会計がわからないと経営はできない」といわれるほど、企業経営において有益な道具として、簿記は広く活用されています。

解答 エ

名称:ビジネス文書実務検定試験  本校での受験時期:1年生 11月 / 2年生 11月

検定試験の説明:

 ビジネス活動では、さまざまな情報を文書によって伝達することが多くあります。
 情報を速く正確に伝えるためには、ビジネス文書に関する基本的な知識と入力に関する基本的な技能を兼ね備えている必要があります。
 ビジネス文書実務検定試験は、このような知識と技能を身につけ、社会に出て即戦力になれる人材を育成することを目的に、級ごとに出題範囲を定めて実施しています。
 ビジネス文書部門(筆記・実技)・速度部門(実技)それぞれの問題を段階的にクリアすることで、実社会に役立つ能力を身につけることができます。

解答 イ

名称:英語検定試験 (希望者のみの受験) 本校での受験時期:1年生 9月・12月 / 2年生 9月・12月

検定試験の説明:

English is a bridge between Japan and the world

 世はまさに国際化の時代です。国際化の時代とは、あらゆる意味で、外国と日本との距離が縮まっている時代ともいえます。 たくさんの日本人が海外旅行を経験しています。街で外国人を見かけて振り返る人はもういないでしょう。
ビジネスの世界でも同じことです。職業人として自立していこうとするとき、諸外国の存在を無視することはできません。
 当然、外国語、中でも使用頻度の高い言語である英語を身につけていることは、あらゆる場面で役に立つでしょう。

コミュニケーションの手段として

 外国人に日本の印象を聞くと、「こちらが話しかけてもなかなか心を開いてくれない」人が多いとよく言われます。それは日本人は照れ屋で、本来なら英語を話せる人でも、いざ外国人と向き合うと、実力の半分も発揮できない人が多いと言われています。 もしここで、英語検定合格という自分の語学力に対する確かな保証があれば、照れを克服できるのではないでしょうか。 そして、余裕を持って外国(人)に心を開くことのできる人こそ、本当の国際人と言えます。
使えない英語を、やみくもに詰め込む時代はもう終わりました。 これからの英語は、実際に外国人とコミュニケートし、互いに理解を深める手段として学ばなければなりません。

生きた英語の実力を試す機会

 この検定試験は学習指導要領に沿った内容を盛り込み、毎年正答率の分析を行っています。 これは、試験内容を公平で安定したレベルにするためです。また、国際化社会に生きる英語をめざすための工夫として、コミュニケーションに必要な語や文例の出題を心がけています。
 英語力が就職に有利なのはいうまでもありませんが、大学進学で国際関連学科などの推薦入学を狙う場合も、この検定をぜひ受験していただきたいものです。
 さらに、国家資格につながる上級の試験を受験するときにも、実力をためすことができます。

解答 ア

名称:情報処理検定試験  本校での受験時期:1年生 9月 / 2年生 9月・1月

検定試験の説明:

コンピュータなしに現代は語れない

 現代社会においてはすべての企業にコンピュータが導入されています。
 インターネットの広がりによって、家庭にもパソコンが普及し、情報化社会の主役ともいえるコンピュータを学ぶことは、現代社会を生き抜くための必要不可欠、かつ重要な要素となっています。
 情報処理検定ではコンピュータを主体的・創造的に活用するために、次の2つの学習内容を目的としています。

1. 情報の活用能力を習得

 この学習内容は様々なアプリケーションソフトを利用して情報の収集・分析・活用・報告を行いながら、情報活用能力を身につけるものです。
 ビジネスソフトとして多く利用されている表計算ソフトウェアやデータベースソフトウェアに関する知識や技術を学習し、ビジネスにおいて情報を主体的、実践的に活用する能力を養います。

2. プログラミングの基礎を習得

 コンピュータを自分の思い通りに動作させるためには、コンピュータを動かすための基本的な考え方であるアルゴリズムや、ソフトウェアを作成するためのプログラミング言語を覚える必要があります。
 プログラミング言語を身につけることは、論理的な思考力を高めることにつながり、社会に役立つ便利なソフトウェアの開発等、コンピュータを合理的に活用する能力を養います。

解答 ウ

名称:商業経済検定試験  本校での受験時期:1年生 2月 / 2年生 2月 / 3年生 2月

検定試験の説明:

 あなたは新聞を読んでいますか?読まない、という人はいないでしょうが、表紙・スポーツ・社会面とTV欄を見るだけ、というのでは、少し悲しいですよね。
 実は、新聞の2~3ページ目にある経済面は、大人でも理解して読める人は多くありません。でも、商業経済関係科目を学ぶと、この難解な経済面を読むための基本が身につきます。さらに、企業経営の基本原則や、わが国の法体系の基礎を学ぶことにより、それらの報道がより身近に感じられるようになります。国内問題や国際情勢を正しく理解することができる能力を身につけること、このことこそ、商業経済研究部が目指しているものです。

解答 ア

名称:ビジネスコミュニケーション検定試験  本校での受験時期:3年生 7月

検定試験の説明:

 新学習指導要領の「ビジネス基礎」「ビジネス実務」「広告と販売促進」等においては、職業人として求められる倫理や、経済社会の一員としての 望ましい心構え、ビジネスの諸活動に適切に対応できる能力と態度について学びます。本検定においては、それらのうち、社会人として必要なマナーやコミュニケーションに関する基礎的な知識・技能を、しっかりと身につけることを目的としています。商業に関する学科の皆さんはもちろん、総合学科や普通科等で学ぶ皆さんの受験も十分に可能です。

解答 エ

 

全商協会以外で、本校商業科の生徒が受験するの検定試験

下記の情報は、各検定試験のホームページから抜粋した内容です。

名称:簿記検定試験(日本商工会議所主催)  本校での受験時期:3年生 6月・11月 及び 部活動

検定試験の説明:

 簿記は、企業の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。企業の活動を適切、かつ正確に情報公開するとともに、経営管理能力を身につけるために、簿記は必須の知識です。

詳しくは、日本商工会議所ホームページ(https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping)

 

名称:リテールマーケティング(販売士)検定試験(日本商工会議所主催)  本校での受験時期:2年生 2月

検定試験の説明:

 販売・接客技術はもちろん、販売促進に向けた企画立案や在庫管理、マーケティングまで、幅広く実践的な専門知識が身につきます。流通・小売業をはじめ、業種・業態を問わず、顧客満足度を高めるノウハウを修得できます。

詳しくは、日本商工会議所ホームページ(https://www.kentei.ne.jp/retailsales)

 

名称:秘書検定試験(実務技能検定協会主催)  本校での受験時期:3年生 6月・11月

検定試験の説明:

 「人柄」のよい人とは,相手に「感じがよい」という印象を与えられる人のことです。それはどのようなところで感じてもらえるのでしょうか。「表情」「態度」「振る舞い」「言葉遣い」「話し方」などの人柄の要素で,良い印象を与えているのです。
 どのようにすれば良い印象を与えられるのでしょうか。秘書検定ではこの「感じのよさ」の表し方について,筆記試験問題と面接試験を通して提唱しているのです。
 秘書検定は,社会に出て働く人なら誰でも備えておかなければならない基本的な常識を,秘書技能という名称に集約して検定問題として出題しています。基本的な常識ですから誰にでもできることですが,感じがよいと言ってもらえる表し方はどのようにすることが必要か,この部分について試験問題を通して学べるようになっています。
「筆記試験」で学んだことを「面接試験」で表現する。特に就職を控えた学生さんは,これに取り組んでいれば就職面接は落ち着いて受験できること間違いなしです。ぜひ受験なさることをお勧めします。

詳しくは、実務技能検定協会ホームページ(https://jitsumu-kentei.jp/HS/index)

 

名称:ITパスポート試験(IPA:情報処理推進機構主催 国家試験)  本校での受験時期:3年生 随時

検定試験の説明:

 iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
 具体的には、新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)の知識、IT(セキュリティ、ネットワークなど)の知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験です。
 ITを正しく理解し、業務に効果的にITを利活用することのできる“IT力”が身につきます。
 iパスは、2009年の開始以来、多くの方に受験されており、社会人やこれから社会人となる学生など幅広い層から支持されています。
 企業では、社員の人材育成に幅広く活用されており、採用活動におけるエントリーシートへの記入を求める動きが広がるなど、多くの企業で積極的に活用されています。
 大学や高校では、iパスのシラバスに沿った授業を行う学校もあり、合格支援のため対策講座を開設する学校も増えています。

詳しくは、IPA 情報処理推進機構ホームページ(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html)

 

合格者の声


日商簿記2級合格者(令和元年度)

 私は6月23日に行われた日商簿記2級に合格しました。商業選択の授業で2年生から勉強をしていましたが、本格的に取り組んだのは3年生の4月からです。取り組む時期がとても遅かったので検定までの約三カ月間、必死に勉強をしました。四月は、基礎をしっかりと理解することからはじめました。繰り返し教科書を読み、問題を解いてわからないところがあったらすぐに先生に質問にいきました。五月と六月はTACの予想問題と過去問を何度も解きました。「同じ問題を四回以上解くと良い」と、先生からアドバイスを頂き、そのおかげで問題になれることができました。また、今回私が合格できたのは、休み時間や放課後、休日など自分の時間を割いてまで丁寧に教えてくださった先生方や、勉強しやすい環境をつくってくれた友達のおかげです。本当にありがとうございました。検定取得のために努力した日々は、今の自分の自信につながりました。本気になって勉強すればきっと合格できます!これから日商2級取得を考えているみなさん、頑張ってください。


ITパスポート合格者(令和元年度)
 私は9月頃ITパスポート試験を受験し、合格しました。受験した理由は、私の進学希望の大学では情報処理技術者試験に合格していると調査書で加点されるためです。
 勉強にはITパスポート過去問道場を利用し、苦手としていた”ストラテジ系”と”マネジメント系”を重点的に勉強しました。しっかりと勉強して、過度に緊張せず受験できれば合格すると思います。がんばってください。