お知らせ

地域創生☆政策アイディアコンテスト

 令和3年12月19日にオンラインで開催された「地域創生☆政策アイディアコンテスト2020」最終審査会(内閣府地方創生推進室主催)において、商業科3年生の課題研究で取り組んできた藤原修太郎さん(3年6組)、舟山芽生さん(同)、松尾心音さん(同)の「だてな甲冑ニット政宗プロジェクト」が、高校生・中学生以下の部で、見事優秀賞(全国第2位)を受賞した。

 受賞した3人は、課題研究の授業で地域について調べ、伝統産業であるニットに着目した。伊達市は果物や農業が盛んだが、ニットも歴史ある産業でデザイン性の高い生地を生産していることを知り、市にゆかりのある伊達政宗の甲冑や陣羽織をデザインに取り入れたセーターやポンチョ、ブランケットを試作した。「伊達産」であることをアピールし、製品と地域の両方のイメージを高め、伊達市ニットの技術、伝統を次の世代にもつなげ、若年層の認知度を高める必要があると考えた。 そこで、福島県ニット工業組合の(株)大三様(梁川町)、(有)大槻メリヤス様(梁川町)、(株)大河内メリヤス様(保原町)に協力してもらい、制作した。
 東北大会での審査を勝ち進み、臨んだ最終審査会では、高校生・中学生の部に出場した9チームの中から「だてな甲冑ニット政宗プロジェクト」が、優秀賞に選ばれた。受賞が分かった瞬間、藤原さんは、腕を大きく上げて、「とても嬉しい」と喜びを語った。