2014年3月の記事一覧

美術部「皇居外苑展」開催中&霞が関を訪問しました

「がれきに花を咲かせようPJご報告

 3月24日(月)、伊達市長とご一緒し、霞が関へ訪問してきました。

 参加したのは美術部3名。訪問の目的は、「花がれき」の贈呈です。

 
普段、私たちから「花がれき」を差し上げる活動は行っておりませんが、今回、伊達市からご提案いただいたということもあり関係大臣、委員長への贈呈訪問が実現しました。

 朝からずっと緊張気味だった3人。その訳は、報道陣の前で田中原子力規制委員長と会談することになっていたからです。事前に質問内容などを考えていきましたが、やはりドキドキするものですね。この日の夕方、福島県内でもニュースで放送されていましたが、3人とも頑張っていたと思います。ご覧いただいたみなさま、いかがでしたでしょうか?


           
   原子力規制庁、田中委員長と。        石原環境大臣、浮島環境大臣政務官と。
   いろいろと質問させていただきました。


                
                    根本復興大臣と。
 

 合わせて、4月4日(金)まで皇居外苑楠公レストハウスにて、「皇居外苑展」が開催されています。環境省が管理するこの施設は、観光客や修学旅行生など、多くの人が出入りする場所です。銀座展で紹介したパネルに加え、今年度の活動をまとめた新しいパネル2枚、さらに「花がれき」「花がれき壁掛け」「活動紹介ファイル」「トランヴェール12月号」など、規模は決して大きくはないですが、私達の活動を知って頂ける内容になっていますので、お近くにいらっしゃる場合はぜひお立ち寄りいただければと思います。(期間中 8:30~17:00)

        

  地元伊達市のご協力で実現した訪問でしたが、大臣から「これからも続けてください」と声をかけていただき、部員達にちにとって大きな後押しになったと思います。このような貴重な機会をいただけて、時間をかけて頑張ってきたことは、形になって伝わっていくのだということを改めて実感できました。銀座展スタッフの皆さんも駆けつけてくださったり、TVを観て学校にお電話をくださる方がいらしたり、私たちは本当に多くの方のお力に支えられていると感謝しております。
 みなさま、今後ともよろしくお願いいたします。

           [25日(火)、福島民報、福島民友に記事が掲載されました]

新聞部コラム vol.3


「泰然自若」 vol.3

 近年、これまで外国人には受け入れられてこなかった寿司やうどん、天ぷらといった和食が注目されている。日本でも2013年ユネスコの無形文化遺産に登録されてから、ニュースや雑誌、新聞を中心に話題になっている。
 まずは「和食」の歴史を見てみる。その歴史は古く、縄文時代には、雑穀の栽培がおこなわれており、和食での基本となる「米」がすでに食べられていた。ここから江戸時代にかけ食事のマナーや特別な日に食べられる行事食ができたりと現在でも残る文化ができている。江戸時代になると各地域ごとに独自の食文化ができてくる。
 次に「和食」が注目される要因となったユネスコの「無形文化遺産」についてみてみる。これは民族文化財、口承伝統などの無形なものを保護対象とすることを目指したものである。この認定がなければ国内で、また世界で和食がここまで注目はされなかっただろう。認定によってさらに世界で注目されてきた和食だが、受け入れられたのはここ最近の話である。その背景には和食はファーストフードを含む洋食と違い、ヘルシーで健康的であるということと関係している。
 高カロリーなバターや生クリーム、動物性脂質を使わず味噌や醤油など脂質の低いもので味をつけ、主菜で使われるものも野菜や魚といったこれまた脂質のあまりないものが多く使われている。そのため余分な油が抑えられヘルシーなものになる。しかし最近では和食を食べる機会が減ってきている気がする。その理由として、調理が面倒だ、味が独特で嫌いなどの理由があげられるようだ。
 私自身も独特な味付けを苦手とするところもある。だが、洋食ばかり続くとあっさりした和食を食べたくなる時がある。あなたはどうだろうか。いつもの洋食に飽きたと思ったら、簡単なもので構わないので、和食を改めて味わい日本文化に触れてほしい。 

文責:新聞部副部長 T.S.

「花がれきPJ・ウェブサイト」オープン!

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」報告
 3月20日、通称「花がれきサイト」の授与式が行われました。

         http://www.hanagareki.jp/

 
                情報処理室をお借りして      
 
 NPO法人復興博のご協力をいただき、日本CA㈱さまのお力で制作されたサイトです。
 復興博の代表さん、日本CA㈱の社長さん他、関係の方々をお迎えし、サイトと運営用ノートパソコン2台を頂戴しました。
 今後は、美術部の生徒が自分たちでこのサイトを更新しながら、プロジェクトを世界中に発信していくことになります。
 ご支援いただいたすべての皆様に感謝いたします。本当にありがとうございました。

 ぜひ多くの方々にご覧いただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします!

文化部×スプリングコンサートin伊達東グラウンド仮設

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」特別企画として
 演劇部・文芸部・英語部・美術部でコラボレーションし
 仮設住宅のみなさんと交流会を行いました。 ※2月の予定では合唱部も一緒でした

 [内容]
 第一部 ■演劇部 劇 「じゅげむ」

             
          おなじみの「じゅげむじゅげむごこうの…」で大笑い!
      
       ■文芸部 K君ギター弾き語り 「イマジン」 「花は咲く」 「上を向いて歩こう」       
  
             

           みなさんもご一緒に♪ 素敵なハーモニーが響きました。


 第二部 ■保原高校オリジナル 「復興かるた」 大会
            (文芸部と美術部で作成しました)

          
         1枚とるごとに大歓声!       上位者には賞品が★


 第三部 ■豚汁パーティー
       (仮設住民の方に作っていただきました)

               
          どのくらい使いますかね~??    いただきますの前の歓談♪
                

               
        仮設住民のみなさんと、保原高校生19名。
                                 楽しい時間を共有させていただきました!

 住民のみなさんが震災後、飯舘村から避難されて、3年近く経ちます。
 大変な事情を抱えながらも元気に明るく過ごされているみなさんのパワーに触れ、
私たちも元気をいただくことができました。
 最初は緊張しましたが、会話が弾んで心も温かく、豚汁でお腹もポカポカに♪
 ぜひまた、お会いしましょうね!