部活動日誌

「ありがとうございました!」卒美展、終了!

「第49回 卒美展」が無事に終了しました。
 総来場者数、218名。大変多くのお客様にご来場いただきました。
 本当にありがとうございました!
 
   
          会場の様子          来場者プレゼント(初日の様子)

   
  卒業生もたくさん駆けつけてくれました    仮設住宅のみなさんの作品
                             素敵な作品ばかりでした♪
   
          
      展覧会終了後の合評会       学校へ戻る、作品の行列です
      3年生のギャラリートーク


 美術部にとって、年度内で一番大きなイベント。3年生は最後に、作品制作に込めた思いを一人ひとり、後輩たちに聞かせる「ギャラリートーク」を行います。
 これまでの活動を振り返りながら話す様子は、とても頼もしく見えました。

 1・2年生は、みんなで協力して、お客様に喜んでもらえる良い展覧会にしよう!という強い意気込みから、今回初めて「プレゼント」を用意しました。
 部員が手作りしたプレゼントは好評で、特に数量限定の「たまごささりん」「花がれきストラップ」が全て無くなり、オリジナルポストカードも喜んでいただけたことに大満足でした。

 「花がれきPJ」で交流のある、仮設住宅のみなさんの作品を展示できたのも、とても嬉しいことでした。作者・知人の方々が観に来て喜んで下さったので、展示のお願いをして良かったと思いました。

 個人の制作活動、「がれきに花を咲かせようPJ」、という大きな2つの活動の成果を発表し、またこれからもがんばろう!という気持ちを高めることができた卒美展。
 私たちを応援して下さる、多くのみなさんの存在を大切にしながら、今後もチャレンジ精神を持って励んでいきたいと思います。
 
 

第49回「卒美展」 ぜひおいでください!

   第49回「卒美展」 保原高校*美術部
        ご来場をお待ちしております!!

           

 日時 12月12日(金)~15日(月) 9時~17時 ※最終日は14時まで
 会場 保原市民センター (伊達市保原町宮下111  ツインツリーの隣)
 内容 ・部員の個人作品や共同作品、約130点
     ・がれきに花を咲かせようPJの紹介
     ・賛助出品(宮代仮設住宅の皆様)
 
  ★来場者特典以下のどれかお好きなものを一つ、プレゼントします!
          ・「花がれき」・「たまごささりん」・「花がれきストラップ」
               (以上の3つは数量限定)
          ・オリジナルポストカード

  【準備風景】
    
      「花がれきストラップ」制作中       作品データを作っています
    
      「たまごささりん」制作中          12月2日の進捗状況          

「Doodle4Google」結果&”恋人たちのイルミネーション”♪

「Doodle4Google2014~忘れられない瞬間~」

  
   
 11月30日に結果が発表になり、残念ながら、賞をいただくことはできませんでした。
 応援、投票いただいた多くの皆様に感謝申し上げます。
 
 全国公募のデザインコンクールにおいて、【高校生部門】15,000点を超える応募作品の中から、地区代表として合計10点の中に残りました。(入選ということになるようです)
 これだけで大きな快挙です!美術部一同、今後も意欲的に励んでいきたいと思います。

”恋人たちのツインXmas(HAPPY)ツリー”イルミネーション
 保原町商工会さまより依頼をいただき、美術部でデザインを担当しました。

           
 つがいの白鳥が、仲良く向かい合い、真中にハートがある、というかわいらしいデザインで心が和みます。
 11月29日~1月31日、夕方17時から毎日点灯します。
陣屋通りのイルミネーションも奇麗ですので、ぜひこの期間、光の芸術を楽しんでください。

【投票お願いします!】doodle4google部門代表に選ばれました!

Googleのロゴデザインコンテスト、「doodle 4 google2014」に応募した
保原高校美術部1年生の作品が
「高校生部門」の代表作品として選ばれました。

現在、下記サイトで、部門最優秀作品、グランプリ作品を決定するための
一般投票が行われています。

 【ウェブサイト】  http://www.google.co.jp/doodle4google/

 【オンライン投票期間】 11月10日(月)~11月19日(水)


ぜひ作品をご覧いただき、良いと思われたら投票をお願いします!

壁画PJ⑬、完成!「がれきに花を咲かせようPJ」

「がれきに花を咲かせようPJ」ご報告
 10月11日(土)、宮代第一仮設住宅にて、壁画PJを行いました。
  テーマは、故郷のお祭や昔話です。

 浪江町請戸地区の「安波(あんば)祭」、浪江町酒田にある堤にまつわる「酒田のから堤」。
 9号棟北側の、長屋になっている壁に描かせていただきました。

      
       海の生物を描いています              福島テレビさんの取材がありました
             

 制作中、見に来て下さる住民の方々が、口々に「安波(あんば)様、懐かしい!」とか、「カニやウナギがかわいい」と喜んで下さいました。

        
 
 季節的に、今年度最後の壁画となるため、部員たちの制作意欲も高く、素晴らしい作品が完成したと思います。
 宮代仮設のみなさんはもちろん、浪江町から避難されている多くの方々の癒しの場となれば嬉しいです。


 

 

美術部が12日、 ラジオに出演します!

NHK・民放連共同ラジオキャンペーン「ダカラジ」
 9月15日(月)、いわきアリオスでのキックオフイベントの様子が、放送されます。

  放送日  10月12日(日) 
          ラジオ福島 14時~
          ふくしまFM 19時~
     
 美術部員が 「がれきに花を咲かせようプロジェクト」の紹介プレゼンテーションを行っております。ぜひ聴いて下さい!

ダカラジ~キックオフイベントに出演しました!

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告

 9月15日(月)、いわきアリオスで開催されたダカラジのイベントに出演し、ステージでの活動紹介、ロビーでの展示を行いました。
 


 私たちの活動を、いわきの方々に知っていただく絶好のチャンス。事前にシナリオを準備し、読み合わせ練習などを行って緊張感を高めながら、当日を迎えました。

        楽屋の様子

 ステージでは足がガクガクと震えるほどでしたが、パーソナリティーの方やゲストの方々に賞賛の言葉をいただけたので、本当に良かったと思いました。

 自分たちのステージ紹介を見ていただけることはもちろん、パネルや作品を見ていただけて、それだけで嬉しかったのですが、ライブゲストの「MONKEY MAJIK」やモデルのラブリさんなどと一緒にステージに立てて、とても感激しました。

 特に、「MONKEY MAJIK」のメンバーが展示を見にきて下さり、いろいろなお話ができ、その優しさに感動しました。 ライブもとてもカッコよかったです♪


           
          NHKラジオのキャラクター、らじる くんと♪

 このような貴重な機会をいただけたことに改めて感謝しながら、これからもこの活動を頑張っていきたいです。

「ダカラジ」に出演します♪

NHK・民放連共同ラジオキャンペーン「ダカラジ」
美術部の「がれきに花を咲かせようプロジェクト」に出演の依頼をいただき、
先日、収録が行われました。

       

ラジオ福島・手塚アナウンサーにインタビューを受けました。
はじめは緊張気味でしたが、手塚アナの話術にうまく乗せられて
最後は元気に「ダカラジ」!と締めて終了。

放送予定日は後日わかりますのでお楽しみに♪

関連企画としていわきアリオスで開催されるキックオフイベントにも参加させていただくことになりました。
9月15日(月)当日、いわきでお会いしましょう!


  

「仮置場絵画第2弾」が掲示されました!

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告
 8月26日(火)の放課後、『梁川地区仮置場』に、掲示されました。

 【セレモニーの様子】 雨が降る中、たくさんの方が集まってくださいました。

  

 
 【掲示作品】 地元住民のみなさん、伊達市長、浮島環境大臣政務官もご一緒に、作品の前で記念撮影♪
 


 地球上のすべての生き物が、手を取り合い、仲良く笑顔で暮らしている様子、というのが今回の絵画のテーマです。美術部1・2年生27名で制作しました。
 地元住民の方々に喜んでいただきたい、という気持ちを込めましたので、ぜひ多くの方にご覧いただければと思います。

中山工業団地仮設住宅へ訪問させいただきました!

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告
 7月26日(土)、川俣町にある中山工業団地第一第二仮設住宅へ伺い
『花がれき壁掛け』をプレゼントしてきました。

 お会いした住民のみなさんがとても明るく優しく迎えて下さり、
猛暑ではありましたが、とても清々しい気持ちになりました。




 お子さんがいらっしゃるお宅には特別に、花火もプレゼント。
水浴びをしていた小さな女の子が「ありがと」と喜んでくれて、とても良かったです。


 
 住民のみなさんは、浪江町から避難されて、3年以上経過しています。
 野菜を育てたりと一見楽しそうに過ごしていらっしゃいますが、心の中から故郷が消える日はないとおっしゃっていました。
 
 保原高校は新校舎での生活が始まってすでに半年ほどになりますが、避難生活を送る方々が未だに仮設住宅で仮暮らしをされている現実を、忘れてはいけないと思います。また、そうした様子を世間に伝える力が、このプロジェクト活動の中にあると信じて、これからも活動を継続していきたいです。


 
 

合唱部定期演奏会のお知らせ


8月3日(日)13:30より、保原小学校講堂をお借りして、2014年度の合唱部の定期演奏会を行います。毎日少しずつ練習を重ねているところです。どうぞ皆さん聴きにきて下さい!

浮島政務官が来校~伊達市仮置場絵画②制作中!

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告
 1学期の合評会が終わり、3年生が引退して美術部役員が交代しました。
 新体制での初めてのPJ活動は、「伊達市仮置場環境対策絵画」第2段です。

 前回モチーフは「海」、今回は「空」です。地球の上で人や動物が手をつなぐ
とても可愛らしいデザインになっています。

     
    ①模造紙で原寸大の下絵を制作。        ②パネルをつなぎ、背景を塗ります。

               
                ③下絵を写して色を塗り重ねます。

 7月15日(火)には、浮島環境大臣政務官が来校、制作の様子を視察され、描く作業を手伝って下さったり
部員を励まして下さいました。
 3月に環境省を訪れた際に寄贈した「花がれき」を大切に持って来て下さっていて、とても感激しました。
 

        
    ④浮島環境大臣政務官も、ご一緒に。       ⑤記念に、メッセージアルバムと「ささりん」
                                  張り子をプレゼントしました。


 7月中には完成し、2学期が始業してから、伊達市内の仮置場に設置される予定です。
 部員一丸となり、完成に向けて頑張っていますので、ぜひ楽しみにしていてください!

   (7月16日のFNNニュースで放送、同日:福島民報・福島民友に記事が掲載されました。)

東京・東雲で「子ども復興博」に参加しました!

「がれきに花を咲かせようPJ」ご報告
 6月29日(日)、NPO法人復興博さまからお声掛けいただき、
東京のグランチャ東雲という会場で開催された「子ども復興博」において
PJ活動の紹介や避難者のみなさんとの交流を行ってきました。
 
 いわき市から来た「エクスプレションD.C.」、宮城県気仙沼から来た「ファイト新聞社」のみなさんと一緒に、ダンスをしたり花の絵をたくさん描いたり、楽しい時間を過ごしてきました。

         
 壁に花を描く、エクスプレションDCの子供たち。   最後にみんなで記念撮影!


 …と言いながら、実は参加したのは現保原高校生ではなく、この春に卒業した美術部のOB・OG、合計9名です。
 期末考査中の後輩たちのために、先輩が代わりにPJを紹介しに行ってくれたのです。
 久しぶりに顔を合わせたOG・OBでしたが、卒業しても花がれきPJに関われることと、仲間と再会できたことに大喜び。
 当日の東京は、夕方に大雨で大変でしたが、充実した時間を過ごすことができました。
 これからも、自分たちにできることで元気を伝えよう!という思いを共有し、会場を後にしました。
 今回初めて、遠く離れた土地で復興活動を頑張る子どもたちに会いお互いを知り合えたのは、とても有意義なものであったと感じます。
 今後も、その存在を励みにしながら、頑張っていきたいです!

     ※6月30日(月)の福島民報・福島民友に、記事が掲載されました。

除染業者さんへ、「応援ささりん張り子」をプレゼント

「がれきに花を咲かせようPJ」ご報告
 期末考査が終わり、活動が再開しました。
 遅れてしまいましたが、考査前に活動した内容をお伝えします。
 6月17日(火)、霊山町の「伊達市除染支援事業協同組合」さんを
を訪問し、「応援のささりん張り子」をお渡ししてきました。
 地元伊達市の除染に尽力されているみなさんを応援しようと考えた企画です。

    
 
 張り子とは紙製の人形で、保原高校のマスコットキャラ「ささりん」をモデルに
部員が手作りしました。
 「若い人の将来のために、これからも除染をしっかり続けていく」
というお言葉をいただき、とても嬉しかったです。

 個人宅それぞれの放射線量の違いや、森林の除染についてなど、除染に関わる問題は
まだたくさんあるそうです。この土地で暮らしていくために、放射線の正しい知識を持つことが
大切だと感じました。 

 お土産にハンドタオルと業務用ウェットティッシュをいただきました。ありがとうございました!
 これからも、大変な所で頑張っていらっしゃる方々に目を向けながら、過ごしていきたいです。
  
  ※6月20日(金)の福島民報・福島民友に、記事が掲載されました。

壁画PJ⑫、北幹線第二仮設住宅で完成!

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告
『仮設に花を咲かせよう!~壁画制作プロジェクトpart12~北幹線第二仮設住宅


 6月7日(土)の予定が雨で延期、14日(土)に改めて伺い無事に完成できました。
 こちらの仮設さんでは3回目の制作で、双葉町から避難されている住民の方々が、私たちの制作を楽しみに待ってくださっていました。

 7日(土)、制作はできませんでしたが、仮設の女性陣がカレーライスを作って御馳走して下さったのが嬉しかったです
            
 
 
 完成したのは「ふたばハウス」「ふたば列車」の2作品です。
      


 それぞれ、部員が考えたオリジナルキャラが楽しそうに窓から顔をのぞかせています。今回は元気で明るい双葉町の方々のイメージを表現しました。
      

      

 2年前に描かせていただいた壁画の修復も行いました。
 ペンキのはげ落ちた部分が綺麗になり、「見栄えがよくなった」と言っていただけたので良かったです。
 
      

 「次はここにも描いて」というご要望もいただけたので、私たちの活動が住民のみなさんに喜ばれている、ということを実感でき、とても達成感がありました。
                
   
 3年生にとっては最後の壁画制作となりましたが、満足のいく作品ができてよかったです。これからは1・2年生が活動意思を引き継いでいきます。
 今後とも、ご支援よろしくお願いします。

 今回の様子が、8月に放送予定のNHKEテレの番組「東北発★未来塾」内『未来への芽』というコーナーで紹介されます。  ※放送日は未定です

旧佐原小仮設住宅訪問~花がれき壁掛けプレゼント

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告
 24日(土)、福島市の西部にある「旧佐原小学校応急仮設住宅」を訪問し
住民の方に「花がれき壁掛け」をプレゼントさせていただきました。

 あづま総合運動公園のすぐそばにある仮設で、避難生活をされているのは浪江町の方々です。当日は自治会長さんが笑顔で迎えてくださり、一軒一軒案内して下さいました。
 
 7名の部員で訪問しましたが、そのうち6名が、仮設住宅訪問初体験者です。
初対面の方のお宅にノックして「こんにちはー」と声をかけるのは、とても緊張します。
それでも、今回の訪問の趣旨を伝えようと一生懸命お話しさせていただきました。

        
    
          
 
 住民のみなさんに快く壁掛けを受け取っていただき、さらに私たちの活動をご存じの方もいらして、とても嬉しくなりました。

 「復興住宅ができれば、そちらに移る人もいるだろうし、3年過ごしたこの土地に残る者もいるだろう」と自治会長さん。私たちがあまり知ることのできないお話を教えていただき、福島の復興の道のりがまだまだ長いということを改めて感じさせられました。

 住民のみなさんが、今後も健康に過ごしていかれることを願っています。

「はあとふるふくしま5月号」に掲載されました!

今年3月に実施した「がれきに花を咲かせようプロジェクト」
 『文化部コラボ×スプリングコンサート』の様子が掲載されました。
 しかも表紙まで飾っています!
 
 【はあとふるふくしま5月号】 発行:福島県社会福祉協議会
     
      

 たくさんの保原高生と、飯舘村から避難していらっしゃる方々との、笑顔溢れる交流の様子が記録されています。なんだか懐かしくてうれしい気分になりました。
 みなさまもぜひご覧ください。
 

今年も東京電力㈱に届けます

「がれきに花を咲かせようPJ」 
原発作業員のみなさんへ感謝と応援の絵手紙part4+α 

今年度は絵手紙と共に立体作品もプレゼントしよう!ということで考えたのが『応援張り子』です。
        
         顧問による参考作品          素材は新聞紙です

 昨年夏、部の研修旅行で三春のデコ屋敷にお邪魔し張り子の絵付け体験をしました。
 中通りではなじみ深い「張り子」を手作りし、作業をされている方々にメッセージと共に届けるという計画です。
 デザインは昨年度、保原高校のマスコットキャラに決まった『ささりん』。
 福島原発で作業に携わっていらっしゃるみなさんの心を和らげる存在になってほしいです。
 また、伊達市で除染作業を行っている業者の方にもプレゼントする予定。
 
 私たちの生活を守ってくださっているみなさんへ、感謝の気持ちをお届けできる日が待ち遠しいです。

花がれき「活動通信」24号発行しました

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告

 5月3日(土) 大木戸仮設住宅で実施した壁画プロジェクト⑪について
「活動通信」24号に紹介しておりますのでぜひお読みいただければと思います。
   ↓
 活動通信24.pdf


 現在、『原発作業員のみなさんへ感謝と応援の絵手紙part4+α』贈呈のための東京電力㈱訪問に向け準備中です。
 かわいい作品がたくさん完成してきていますので、また次回ご報告します!

『活動通信 23号』 を発行しました。

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」ご報告

①新年度、第1号の『活動通信』を発行しました。
 ぜひお読みいただければと思います。
 ↓クリック
活動通信23.pdf


②「モルゲン 4月号」に活動が紹介されました。

 ※全国の高校や大学、専門学校の図書館などに配布されている冊子。
 
    

    平成26年度の活動が、もうすぐ始まります。 
   今年も元気をたくさんお届けしますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします。
  

美術部「皇居外苑展」開催中&霞が関を訪問しました

「がれきに花を咲かせようPJご報告

 3月24日(月)、伊達市長とご一緒し、霞が関へ訪問してきました。

 参加したのは美術部3名。訪問の目的は、「花がれき」の贈呈です。

 
普段、私たちから「花がれき」を差し上げる活動は行っておりませんが、今回、伊達市からご提案いただいたということもあり関係大臣、委員長への贈呈訪問が実現しました。

 朝からずっと緊張気味だった3人。その訳は、報道陣の前で田中原子力規制委員長と会談することになっていたからです。事前に質問内容などを考えていきましたが、やはりドキドキするものですね。この日の夕方、福島県内でもニュースで放送されていましたが、3人とも頑張っていたと思います。ご覧いただいたみなさま、いかがでしたでしょうか?


           
   原子力規制庁、田中委員長と。        石原環境大臣、浮島環境大臣政務官と。
   いろいろと質問させていただきました。


                
                    根本復興大臣と。
 

 合わせて、4月4日(金)まで皇居外苑楠公レストハウスにて、「皇居外苑展」が開催されています。環境省が管理するこの施設は、観光客や修学旅行生など、多くの人が出入りする場所です。銀座展で紹介したパネルに加え、今年度の活動をまとめた新しいパネル2枚、さらに「花がれき」「花がれき壁掛け」「活動紹介ファイル」「トランヴェール12月号」など、規模は決して大きくはないですが、私達の活動を知って頂ける内容になっていますので、お近くにいらっしゃる場合はぜひお立ち寄りいただければと思います。(期間中 8:30~17:00)

        

  地元伊達市のご協力で実現した訪問でしたが、大臣から「これからも続けてください」と声をかけていただき、部員達にちにとって大きな後押しになったと思います。このような貴重な機会をいただけて、時間をかけて頑張ってきたことは、形になって伝わっていくのだということを改めて実感できました。銀座展スタッフの皆さんも駆けつけてくださったり、TVを観て学校にお電話をくださる方がいらしたり、私たちは本当に多くの方のお力に支えられていると感謝しております。
 みなさま、今後ともよろしくお願いいたします。

           [25日(火)、福島民報、福島民友に記事が掲載されました]

新聞部コラム vol.3


「泰然自若」 vol.3

 近年、これまで外国人には受け入れられてこなかった寿司やうどん、天ぷらといった和食が注目されている。日本でも2013年ユネスコの無形文化遺産に登録されてから、ニュースや雑誌、新聞を中心に話題になっている。
 まずは「和食」の歴史を見てみる。その歴史は古く、縄文時代には、雑穀の栽培がおこなわれており、和食での基本となる「米」がすでに食べられていた。ここから江戸時代にかけ食事のマナーや特別な日に食べられる行事食ができたりと現在でも残る文化ができている。江戸時代になると各地域ごとに独自の食文化ができてくる。
 次に「和食」が注目される要因となったユネスコの「無形文化遺産」についてみてみる。これは民族文化財、口承伝統などの無形なものを保護対象とすることを目指したものである。この認定がなければ国内で、また世界で和食がここまで注目はされなかっただろう。認定によってさらに世界で注目されてきた和食だが、受け入れられたのはここ最近の話である。その背景には和食はファーストフードを含む洋食と違い、ヘルシーで健康的であるということと関係している。
 高カロリーなバターや生クリーム、動物性脂質を使わず味噌や醤油など脂質の低いもので味をつけ、主菜で使われるものも野菜や魚といったこれまた脂質のあまりないものが多く使われている。そのため余分な油が抑えられヘルシーなものになる。しかし最近では和食を食べる機会が減ってきている気がする。その理由として、調理が面倒だ、味が独特で嫌いなどの理由があげられるようだ。
 私自身も独特な味付けを苦手とするところもある。だが、洋食ばかり続くとあっさりした和食を食べたくなる時がある。あなたはどうだろうか。いつもの洋食に飽きたと思ったら、簡単なもので構わないので、和食を改めて味わい日本文化に触れてほしい。 

文責:新聞部副部長 T.S.

「花がれきPJ・ウェブサイト」オープン!

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」報告
 3月20日、通称「花がれきサイト」の授与式が行われました。

         http://www.hanagareki.jp/

 
                情報処理室をお借りして      
 
 NPO法人復興博のご協力をいただき、日本CA㈱さまのお力で制作されたサイトです。
 復興博の代表さん、日本CA㈱の社長さん他、関係の方々をお迎えし、サイトと運営用ノートパソコン2台を頂戴しました。
 今後は、美術部の生徒が自分たちでこのサイトを更新しながら、プロジェクトを世界中に発信していくことになります。
 ご支援いただいたすべての皆様に感謝いたします。本当にありがとうございました。

 ぜひ多くの方々にご覧いただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします!

文化部×スプリングコンサートin伊達東グラウンド仮設

「がれきに花を咲かせようプロジェクト」特別企画として
 演劇部・文芸部・英語部・美術部でコラボレーションし
 仮設住宅のみなさんと交流会を行いました。 ※2月の予定では合唱部も一緒でした

 [内容]
 第一部 ■演劇部 劇 「じゅげむ」

             
          おなじみの「じゅげむじゅげむごこうの…」で大笑い!
      
       ■文芸部 K君ギター弾き語り 「イマジン」 「花は咲く」 「上を向いて歩こう」       
  
             

           みなさんもご一緒に♪ 素敵なハーモニーが響きました。


 第二部 ■保原高校オリジナル 「復興かるた」 大会
            (文芸部と美術部で作成しました)

          
         1枚とるごとに大歓声!       上位者には賞品が★


 第三部 ■豚汁パーティー
       (仮設住民の方に作っていただきました)

               
          どのくらい使いますかね~??    いただきますの前の歓談♪
                

               
        仮設住民のみなさんと、保原高校生19名。
                                 楽しい時間を共有させていただきました!

 住民のみなさんが震災後、飯舘村から避難されて、3年近く経ちます。
 大変な事情を抱えながらも元気に明るく過ごされているみなさんのパワーに触れ、
私たちも元気をいただくことができました。
 最初は緊張しましたが、会話が弾んで心も温かく、豚汁でお腹もポカポカに♪
 ぜひまた、お会いしましょうね!
 

「絵画掲示セレモニー」が行われました!

美術部「がれきに花を咲かせようプロジェクト」報告
伊達市より依頼を受けた仮置き場景観対策絵画が完成お披露目の日を迎えました。
2月10日(月)、保原町にある平地区仮置き場にて「掲示セレモニー」が行われ
部員19名と教頭、顧問で出席しました。
伊達市教育長、環境省の方々、平地区住民の方々、多くの報道関係の方々に囲まれ、部員たちはかなり緊張した面持ちで会場入りしました。

 
 学校から作品を運び出すところ          会場での準備

 
 1枚ずつ、壁に飾っていきました        部長より、趣旨説明

 
  平地区自治会長さんのご挨拶    伊達市と環境省に寄贈した「花がれき」

 
    「花がれき」寄贈          「花がれき」を地元の方にもお披露目 

 
 保原高校美術部、記念写真♪         福大生の作品と一緒に

 これまで、近隣の仮設住宅の壁に壁画を何度も描かせていただいてきましたが、今回は地元伊達市から、活動実績を踏まえてご依頼いただいたということで、部員たちもいつも以上に気合が入っていたように感じます。
 「仮置き場」とは、震災の負の影響を強く感じる場所であると思います。そこに明るい絵を掲示する、という伊達市の発想に、何とかして前を向ける話題を提供したい、という思いが感じられ、大変共感しました。また、がれきに花を咲かせようプロジェクトが、地元への地域貢献に関わることができたと強く感じ、とても嬉しくなりました。
 
 お近くにお住まいのみなさん、「地元を元気にしたい!」という一心で描き上げた部員たちの傑作を、ぜひご覧下さい!
  

「仮置場景観対策壁画」もうすぐ完成です!

美術部がれきに花を咲かせようプロジェクトでは
 伊達市放射能対策課より依頼を受けた仮置場の景観をよくするための絵画を制作中です。

 3学期始業式の日から制作を開始し、1月末までには完成させる予定。
 1年生・2年生あわせて20名が分担し、意見を出し合い協力しながら制作を続け、
縦183cm×横368cmの、大きな壁画の色塗りが今日、終了しました!
 
  以下、制作過程の紹介です。

        
          原画(生徒デザイン)  ①パネルに下地を塗る
       
      ②原画を実寸下絵にする    ③背景を塗ったパネルに下絵を写す
       
      ④カーボンで写った下絵    ⑤カラー原画を見ながら、色塗り
       
      ⑥グループごと色を塗ります  ⑦だんだん色が増えていきます
        
     ⑧つなぎ目もずれないように…  ⑨業者さんにつないでいただき微調整

 このあと表面に防腐・防水塗装をして、完全に完成。
 設置場所は、平地区仮置場JA伊達みらい東部広域選果場のお向かい)です。

 2月半ばに、設置セレモニーが行われることになっています。
 伊達市、特に平地区のみなさん、楽しみにしていてくださいね。     



 *取材されました* インドネシアの新聞KOMPAS誌 ・ 伊達市広報誌
             伊達市ケーブルTV ・ テレビユー福島

クリスマスコンサート♪


12月22日、保原小学校講堂で
第8回保原高等学校吹奏楽部クリスマスコンサートが行われました。

2部構成のステージで、第1ステージは金管八重奏、サックス四重奏、
クラリネット五重奏、打楽器四重奏によるアンサンブルのステージ。

   

   

第2ステージはクリスマスコンサートにふさわしい、X'masメドレー含む
全5曲の明るく、ポップなステージとなりました^^

   


全ての演奏が終わり挨拶をすると、
「…アンコール!アンコール!」
会場の後ろから、引退した3年生たちの大きな声が…
その間、ステージ上では多少のやりとりがあり、(笑)
ヤングマン(Y.M.C.A)を最後にもう一度演奏することに!
3年生たちが前に出てきて、踊りながら会場を盛り上げてくれました^^

  

3年生は休日にも関わらず、会場の飾り付けや受付、後片付けまで
後輩のために朝早くからお手伝いをしてくれました。
来てくれた3年生のみなさん、本当にありがとうございました!

寒い中、会場に足を運んでくださった方々にも
感謝申し上げます。ありがとうございました。

来年5月5日には福島市公会堂にて、
記念すべき第40回の定期演奏会を開催予定です。
さらにパワーアップした生徒達の演奏を是非聴きに来てください。
お待ちしております。

最後になりましたが、
Merry Christmas!

新聞部コラム「泰然自若」vol.2

「泰然自若」 vol.2

昔から伝わる夢のような言い伝えをご存じだろうか。
有名なところをいくつかあげると
「流れ星が消える前に3回願い事を唱えると願いがかなう」
「虹の根元には宝物がある」
「月虹を見ると幸せになれる」などである。
だがこれらはどれも現実感の乏しいものが多い。

流れ星は長くても一秒程で消えてしまうものだ。
「金金金!」や「恋恋恋!」とは言えそうだが、
そんな俗物的な願いを託された流れ星はたまったものではないし、
たなぼたで得た恋心はいつしか破綻するものだろう。

虹に根元はない。
なぜなら、虹は太陽光が空気中の水分に反射して七色となるため、
いくら根元の方を探しても
反射する空気中の水分の位置とそれが七色に集まるところが移動してしまい、
永久に根元にはたどり着けないのである。


月虹とはその名の通り月の光によって出現する虹で、
原理は昼間の虹と変わらないが、太陽よりも淡い月の光では白色だけのことが多く、
その場合は白虹と呼ばれる。
月虹はハワイ諸島で比較的多く見られるそうだが、日本ではまず見られない。
やはりこれも実際に見るのは難しそうである。

つまり、これらの言い伝えは私たちが見たことのない、未知の世界の話であり、
実現できないことの方が多い不可能の領域なのである。
人は自らの手の届かないところに夢への近道を置きたがるようだ。
それは暗に、安易に夢の実現を望む人間を叱咤するためのものではないだろうか。
いずれにせよ、夢を叶えるのに近道はないようなので、
堅実に努力していきたいものである。

文責:保原高校新聞部部長 M.S.

メリークリスマス♪ 「がれきに花を咲かせようPJ」

クリスマスイブの24日について、ご報告です。

佐賀県立佐賀北高校芸術コースのみなさんより、X'masカードが届きました!
 たくさんのカード一つ一つに、嬉しいメッセージが込められています。
 とても楽しく拝見させていただきました。ありがとうございました!


 
 佐賀北高校では、芸術コースに在籍する美術部が「83プロジェクト」という復興支援活動を行っています。宮城県の仮設住宅の方々と交流したこともあるそうです。
 今回は「がれきに花を~PJ」の活動に共感していただけたことが縁となりましたが
東北と九州の高校生が交流できるのは新鮮で、とても嬉しい気持ちになりました。
今後もなんらかのつながりを持ち続けていけたらと思っています。

 こちらからは、年賀状をお返しする予定です。


「福島原発にエールを送ろう!」文芸部×美術部コラボ企画
 11月から進めてきた企画です。
 文芸部さんと一緒に先日完成させた作品15点を、東京電力㈱福島復興本社に訪問し、お渡ししてきました。
  
   
 詩人・和合亮一先生が指導されている文芸部さんが文章を担当し、美術部が絵や色を担当して制作した作品ですが、いつもとはまた違う味わいがあります。
 2部合同で挨拶を行ってから作品をお渡しし、とても喜んでいただけました。
 作品は、作業員のみなさんの休憩室などに展示していただけるということです。

 この企画は、事故後の福島原発を安全に収束させるために、今も緊迫した環境で作業をされている方々へ、少しでも心の癒しになるものを届けたい、という思いから生まれました。

 これからも、頑張っている人の力になれるようなことを考え、実行していきたいです。




 

第8回エコノミクス甲子園 福島大会 参加


12月14日、ホテル福島グリーンパレスにおいて
「第8回 エコノミクス甲子園 福島大会」
に社会部4名で参加してきました。

福島予選が今年で2回目ということもあり、
主催者の方々と参加高校生が一緒になって
会場は大いに盛り上がっていました。

午前中のペーパーテスト50問では本校生徒も
なかなか苦戦していたようですが、
午後からの早押し予選では強豪校との対決にも臆することなく、
力を発揮してくれました!




残念ながら決勝に進むことはできませんでしたが、
来年は全国大会目指して再挑戦したいと思います。

卒美展にご来場いただきありがとうございました!

第48回「卒美展」が無事終了しました。
雪の降る週末でとても寒い中、ご来場いただいた多くのお客様に感謝致します。
 (13日(金)、ラジオ福島「スマイルキャラバン」に、この会場から生出演しました♪)
 
             

1・2年生にとっては今年度の区切り、
3年生にとっては高校生活の締めくくりとして
それぞれが緊張感を持ちながら、楽しく参加することができました。

               

会場内に「がれきに花を咲かせようプロジェクト」の紹介コーナーも設けました。
お客様から「ぜひこれからも続けて」という激励の言葉をいただき、とても嬉しかったです。

            

最終日、終了後の合評会では、3年生一人ひとりがギャラリートークを行い
後輩たちが真剣に話を聞いている様子が印象的でした。
人前で自分の作品について語るのはとても度胸のいることですが
全員、しっかりとした口調で話をしてくれ「さすが3年生!」と頼もしさを感じました。

これから1・2年生は次年度へ向けた制作に入ります。
この展覧会で得た成果・意欲を胸に、これからも素晴らしい作品を生み出していって欲しいと思っています。


【第48回卒美展】
2013年12月13日(金)~16日(月)
保原市民センター
参加出品部員、33名
作品総数、98点 (ほかに特別展示作品あり)
総入場者数、197名

保原小学校ミュージックフェスタ出演


11月2日(土)に保原小学校のミュージックフェスタに呼んで頂き、3年生全員の前で『秋のメドレー』や『A whole new world』『気球に乗ってどこまでも』等を歌いました。最後は、『あの雲のように』をクラスごとに分かれた小学生の皆さんに、合唱部員みんなで先生役となり教えた後、集まって一緒に合唱しました。真剣にそして楽しんで聞いてくれる、また一生懸命歌ってくれる小学生の皆さんと、素敵な時間を過ごすことができました。

 

後日、小学生の皆さんから心のこもったお礼の手紙を頂きました。ありがとうございました!!

「卒美展」告知

      【 第48回「卒美展」のご案内 】

      
  日時 12月13日(金)~16日(月) 9:00~17:00(最終日は14:00まで)
  場所 保原市民センター(保原公民館となり)
  内容 美術部員33名の作品展示(絵画・立体など)
      「がれきに花を咲かせようプロジェクト」の紹介

    ★入場無料
    ★ご来場いただいた方に「花がれき壁掛け」をプレゼントします。
       (数に限りがありますのでご了承ください)  
  
          お待ちしています!

トン汁に折り紙…あったか仮設訪問♪

『がれきに花を咲かせようプロジェクト』報告
 仮設住宅訪問「花がれき壁掛け」プレゼント

 11月16日(土)、国見町大木戸仮設住宅へ訪問しました。
 食べさせていただいたり、お土産をいただいたり…申し訳ないくらい良くしていただいて
参加した6名の1年生も、はじめの緊張がどこへやら。住民の方と笑顔で交流できました。 
     
  
 談話室に綺麗な折り紙の飾りがあって、その作り方を教えていただいたりもしました。
 ポカポカ陽気の中でしたが、それ以上に心の中もホカホカに。 
    
 
 住民のみなさんは明るく気さくで、笑いが絶えない時間となりましたが、お話の中で、
飯舘村の現状など、少し聞かせていただきました。
 国や村、村民それぞれの思いがあり課題が多い中、避難生活は長びいています。
 仮設のみなさんが、これからの未来に希望を持っていけるよう、
自分たちにできる関わりを考えていきたいと改めて感じました。

 

国見の仮設住宅におじゃまします★

『がれきに花を咲かせようプロジェクト』予告
-仮設住宅訪問「花がれき壁掛け」プレゼントー
 先日、初雪が降りました。放課後冷え込むため、部活動が辛くなってきましたが
美術部は毎日元気です。
 
 さて、今週末11月16日(土)、国見町の「大木戸仮設住宅」にお邪魔します。
 飯舘村から避難されている方々がお住まいの仮設です。初めて訪問させていただくのと、
参加メンバーが全員1年生のため、ご挨拶から1軒1軒の訪問まで少し緊張すると思いますが、
壁掛け作品を喜んでいただけるよう、笑顔で明るく頑張って欲しいです。

 【花がれき壁掛け】 …震災で崩れた校舎や瓦屋根の破片に花の絵を描いた
               「花がれき」の写真を加工し、言葉を添えて壁掛けにした作品

       

森合仮設住宅の壁画、完成!

『がれきに花を咲かせようプロジェクト』報告

10月12日(土)、福島市の森合仮設住宅さんで、壁画プロジェクト⑩を実施しました。
序盤、雨に悩まされながらの制作となりましたが、1年生から3年生まで23名が頑張りました。






仮設住宅壁画の意義として最近感じるのは、
震災の記憶が遠ざかる中、「まだここで頑張っている被災者がいる」と
気付いてもらえる、シンボルとしての役割を担っているのでは?ということです。

…とは言いすぎかもしれませんが、
とにかく美術部員はいつも「仮設住民のみなさんに喜んでいただきたい」という一心で描いています。高校生が、自分に出来ること(得意分野)で他人のためになれる、という経験ができるのは本当に貴重だと思いますので、ご支援いただいている方々に感謝しながらこれからも励みたいです。

3年生にとっては最後の仮設壁画、記念すべき作品をぜひご覧下さい!

※「読売新聞」「福島民報新聞」に記事が掲載されました。
※JR東日本「トランヴェール」12月号に掲載予定です。

新聞部コラム 『泰然自若』

                保原高校新聞部コラム『泰然自若』スタート


 「泰然自若」という言葉をネット辞書で引いてみた。「落ち着いていてどんなことにも動じないさま」。
つくづく私には不似合いな言葉である。人に与えられたのは皆1日24時間であることに違いはないの
に、性格や話し方、考え方や時間の使い方によって個々人の時間の進み具合が違うのではないかと
感じることが多い。ちなみに筆者は、察しの通り、講談師を理想とする典型的な話好き人間である。い
や、もっといえば「少し息をしたらどうですか」と言われそうなくらいしゃべり倒す。聴いてる者は完全に
ノックアウトであろう。と、そこまで自分で分かっていながら、さらには日々反省までしているのに、なぜ
「間」を入れずにしゃべろうとするのか。

我々人類はその進化過程において、家族から村・町、やがては国家へとその集団を拡大し続け、そ
の中で格差や不平等、社会性や規律など様々な副産物を生みだしてきた。そしてその集団が大きくな
ればなるほど自然に「孤独」という自覚も生まれたのだと言う。私が「間」を入れずに話したくなるのも一
種の「孤独」を回避するためではないか、と考えた。そこに「恐怖」が在る、といったら言い過ぎだろうか。

いずれにせよ、私を含めどんな人でも文章を書く時間、読む時間は少しでも穏やかに過ごしたいもの
である。そこで次回からは我が保原高校新聞部員が、日々感じたことや考えたこと、問題提起したいこ
となど様々な視点からコラムを掲載していくこととなった。不定期かつまだまだ拙い文章であることはご
了承いただき、温かい目で見ていただければ幸いである。コラムタイトルは本コラム話題の「泰然自若」
である。

よろしくお願いします!!                                 新聞部 顧問 R・S

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