カテゴリ:美術部

原発作業員のみなさんへ、感謝と応援の作品贈呈2016

「がれきに花を咲かせようPJ」ご報告です。
 5月26日(木)、東京電力ホールディングス㈱福島復興本社福島本部へ訪問
手作りの「花がれきカレンダー」をプレゼントしてきました。
 福島第一原発で廃炉作業に携わる作業員のみなさんを応援するための企画で、今回で7回目となります。
     

     
 室長さんにカレンダーをお渡しすると、とても喜んで頂けました。今、約3,000人の作業員のみなさんが毎日、お仕事をされているそうですが、その多くが福島県民なのだそうです。線量が低い場所が増えている半面、いまだに線量が高すぎて近づけない場所があるという第一原発。私たちはその環境を想像することしかできませんが、きっとご苦労や気苦労が多いことでしょう。
 自分たちにできることで応援を、という思いでカレンダーを作りましたが、毎日お疲れのみなさんを少しでも癒す存在となればと思います。

     【福島民友新聞に記事が掲載されました(5.27)】

ワークショップを実施しました★~こどもまつりin三春

「がれきに花を咲かせようPJ」ご報告
 5月5日(木)こどもの日に、三春町の福島ガイナックス 空想とアートのミュージアム 福島さくら遊学舎 において開催されたイベント、「こどもまつりin三春」でワークショップを行いました。

 開催中の「鉄コン筋クリート展」の無料観覧、ご当地ヒーローショーやフードマーケット、イワナ掴みどり大会などなど、親子で楽しめる企画がたくさんありました。
 その中で、ワークショップに参加してスタンプを集めるとお菓子が貰える、という企画があり、美術部から9名が出動。ワークショップを実施させていただきました。
 タイトルは「花がれきマグネットに絵を描こう!」
  

    

 予想以上の参加者に恵まれ、予定していた終了時間より3時間も早く、材料がなくなって店仕舞いとなりました。少し申し訳なかったのですが、その分ショーを見たり、他のワークショップに参加したり、高校生も子どもになって遊ばせていただいきました!
   

              
 
 伊達市のおもてなし隊、伊達政宗&愛姫&黒い忍者も登場、「保原高校生ではないか~!?」と可愛がっていただき、記念撮影♪ とても楽しい一日になりました。
 福島ガイナックスのみなさん、ありがとうございました!
            

壁画PJ⑯塩沢仮設 完成しました!

「がれきに花を咲かせようPJ」ご報告です。
 「仮設に花を咲かせよう!-壁画制作PJ⑯
 GW中、29日・30日の2日間、二本松市にある塩沢仮設さんで壁画を描かせて頂きました。
 テーマは「浪江町をつなぐ、幸せの黄色いハンカチ」です。
 自治会長さんのご要望をもとに、美術部員でデザインした絵を形にしました。当日は天候の不安がありましたが、なんとか予定通り制作することができました。住民のみなさんも、汚れても大丈夫な服装でお手伝いに集まって下さいました。
 みなさんと一緒に制作できたのがとても楽しく、充実した2日間となりました 。

◆自治会長さんから壁画や故郷への想いを伺って、作業開始です。
  
 ◆住民のみなさんにもお手伝いいただきました。
  
                  ◆差し入れにいただいた実物大「アンパンマン」パン!
  
◆住民のみなさんが作業を見守ってくれました。
  

  

  
◆水場の土木工事中★         ◆1歳のハルくんを抱っこ♡
  
◆完成!
  

           

壁画PJ⑮*上野台仮設 完成しました!

「がれきに花を咲かせようPJ」ご報告
仮設に花を咲かせよう!~壁画制作PJ⑮~ 4月14日(金)15日(土)
 久しぶりの壁画制作は、国見町の上野台仮設住宅で実施させていただきました。
 飯舘村の住民のみなさんが避難生活をされており、以前も何度か訪問させていただいています。 
 14日は強風のため下描きのみで終了し、15日にペンキ塗りを行いました。
 九州地方の地震が心配される中、黙とうをしてから作業開始。垂直面に描く壁画は体力勝負ですが、住民の方に笑顔になっていただけるよう、頑張りました。 
  
強風と共に小雨が叩きつけて来る中の下描き。  15日は晴れて壁画日和でした!

  
   
        談話室北壁。かわいい生き物がいっぱいです。
    
5号棟南壁。ほのぼのした雰囲気。 5号棟西壁。飯舘村の花「ヤマユリ」飯舘村の鳥「ウグイス」です。

         
       住民の方と一緒に記念撮影♪ とても喜んでいただけました。
       仮設暮らしの間、少しでもみなさんの癒しの存在になればと思います。

花がれき寄贈★福島県知事とお会いしました。

「がれきに花を咲かせようPJ」 ご報告
 3月31日(木)、2015年度最後のこの日、
福島県庁を訪問し、県知事室で内堀知事とお会いしてきました
 目的は…
 ①アニメ「みらいへの手紙~この道の途中から~」の御礼として、感謝のメッセージボードをお渡しすること
 ②「花がれき」を寄贈すること
     
             
  
 部長・副部長の2名が訪問させていただきましたが、約15分の面会中、温かい励ましのお言葉をたくさん頂戴し、本当に嬉しかったです。
 特に心に残ったのは「美術部が復興のためにこうしてたくさん表に出て活動している学校は、保原高校しかないのでは?」とおっしゃっていただけたことです。
 「美術」のイメージは、内にこもって黙々、コツコツ、というものが強いと思いますが、そうではない美術の姿をこれからも発信していけたらと思います。
 内堀知事、今日はありがとうございました。これからもお身体を大切に、福島のために頑張って下さい!
  ★★おみやげに、キビタンのぬいぐるみと、エコバックを頂戴しました。大切にします★★

「花がれき壁掛け」ワークショップin福島GAINAX

「がれきに花を咲かせようPJ」 ご報告
 3月27日(日)に「花がれき壁掛け」制作のワークショップをさせていただきました。
 場所は、福島GAINAX -空想とアートのミュージアム-福島さくら遊学舎 です。

 31日まで開催中の「みらいへの手紙~この道の途中から~」展に合わせて実施させていただきました。
    
 午前・午後と2回行い、お客さまがいらしたら、みんなで作り方を説明し、一緒に制作もさせて頂きました。
       
  福島ガイナックスの社長さんも参加して下さいました。色々なお話をしながらの楽しい制作となりました。
     
 完成した壁掛けは、①持ち帰っていただく、②今後の仮設住宅訪問活動の際、私たちが住民の方にお渡しさせて頂く、どちらかを選択して頂きました。写真は、②を選ばれたみなさんの壁掛けです。とても温かくて素敵な作品ばかりです!

 参加して下さったお客さまに喜んでいただけたので、とても嬉しかったです。みなさん、ありがとうございました。
 5月5日の福島GAINAX主催:子供向けイベントでも、ワークショップをさせていただくことに決まりました。また訪れることができるのが楽しみです♪

アニメ「みらいへの手紙~この道の途中から~」試写会

 「がれきに花を咲かせようPJ」 活動報告②。
 3月20日(日)、郡山ビューホテルで開催された「みらいへの手紙~この道の途中から~」写会に呼ばれ、部員21名が出席しました。
 アニメ本編、ドキュメンタリー映像、そして、各話のオープニングナレーションを担当した俳優のディーン・フジオカさんから、会場だけで流されたビデオメッセージなどの上映があり、その後トークセッションが行われました。
      
 セッション第二部では、美術部員3名がステージに登壇し、アニメの反響や今後の抱負などをお話させていただきました。
 私たちの活動は今年度、多くの方々にご支援いただき、華々しい場所でお褒めただくことが多くありがたかったのですが、活動の趣旨は「謙虚に、できることを楽しく、感謝を忘れず、元気のおすそ分け」というものです。
 お世話になった福島ガイナックス社長さんと、「がれきに花を咲かせよう」を制作して下さった監督さんに、サプライズで感謝のメッセージボードをお贈りしました。

        
 とても喜んでいただけたので、良かったです。
 福島を発信するアニメの1話としてまとめていただけたのは本当に光栄なことで、こわらからも、みなさまからいただいた応援を力に変えて、頑張っていきたいです。

 ★27日(日)、三春町にある福島ガイナックス・福島さくら遊学舎さんで、花がれき壁掛け制作のワークショップを実施します。   申し込み不要 ①11:00~②14:00~

塩沢農村広場仮設住宅訪問を訪問しました

「がれきに花を咲かせようPJ」 活動報告①
 3月19日(土)二本松市にある、塩沢農村広場仮設住宅へ訪問し「花がれき壁掛け」をプレゼントさせていただきました。
 こちらの仮設には、浪江町のみなさんが避難されています。現在は仮設から出られる人も多くなり、入居数は40軒ほどだそうです。

      
 いつものように、自治会のみなさんにご挨拶をさせていただきましたが、住民の方から、震災時の津波のお話や、現在の状況について、色々なお話を聞かせていただきました。
 これまでの仮設訪問で、部員たちがここまでの壮絶な経験を聞かせていただいたことはなかったと思います。直接このようなお話を伺えたこと、みなさんと生きて出会えたことに感謝したいです。

  
 新年度、「壁画PJ」を実施させていただけることになりそうです。またお会いする時まで、健康に過ごされていて下さい!

震災復興支援チャリティーコンサートに出席しました♪

「がれきに花を咲かせようPJ」ご報告
 3月13日(日)、東京オペラシティコンサートホールで開催された
「東日本大震災復興支援チャリティーコンサート~クラシックエイドvol6~」
に招待され、11名の部員が出席しました。
 震災後、毎年開催されているコンサートで、収益金や募金数百万円を、被災地に寄付しているそうです。会場ホワイエでPJ活動の紹介展を行い、第1部のステージ上で、活動の紹介もさせていただきました。
 
    ホワイエでの展示                   ステージリハの様子。
 
   この日は1,600席が満席でした。 たくさんの方々にご紹介でき良かったです。

 音楽界のスターがたくさん出演され、さらに福島から県立郡山高校合唱部も出演。とても豪華なステージに美術部の私たちが一緒に立てるというのは、珍しく貴重な経験であったと思います。
 全国一の郡山高校合唱部さんの隣に並んで「ふるさと」を合唱しましたが、なかなかできない経験をさせていただきました。

 楽屋で控えていると、出演者であるピアニスト・金子三勇士さんがいらっしゃり、
「こんなことしかできなくて…」と、私たちにチョコレートを下さいました。
 大感激の中、サインをしていただいたり、ハンガリー語教えていただいたり、楽しい時間を過ごさせていただきました。
  
            ※ 画像使用の許可をいただいています

 このコンサートには、天皇皇后両陛下もいらっしゃり、お帰りの際には、美術部の代表が2名、お見送りに参加させていただけました。 
 天皇陛下からは「素晴らしい活動をありがとう」とおっしゃっていただきました。
 皇后陛下は、海岸で拾ってご自分で描かれたというストーンアート作品を見せて下さいました。
 「石に描くという点で、共通する思いがあると思い、みなさんにお見せしようと思って持ってきました。これからも頑張って下さいね」というお言葉を頂き、嬉しかったです。
 部員2人共、とても緊張したようでしたが、一生の思い出に残る機会となりました。

 災害から5年が経過しても、変わらずに支援の気持ちを持ち続けて下さる方々がいることに触れ、本当に心強い思いを持ちました。私たちはこれからも、皆様からのご支援を糧に、できることを楽しく頑張っていきたいです。

仮置場絵画④セレモニー&「PJ活動通信」発行!

「がれきに花を咲かせようPJ」ご報告
 2月23日(火)、四ツ橋地区仮置場絵画掲示セレモニーに出席させていただきました。
 場所は、柱沢小学校の近くです。

  
  伊達市の担当の方からご挨拶をいただき、5枚のパネルを1枚ずつ設置しました。
  
                 部長から、作品のテーマなどをご説明しました。
       
   仮置場周辺の住民の皆さんに、この絵を見て楽しんでいただければと思います。

  ★活動通信No.36  ご覧ください!
   →活動通信36.pdf

  2ページ構成で、アニメ公開、仮設交流会、仮置場絵画掲示セレモニー、
 国見町仮置場装飾画披露式、などなど、盛りだくさんです!