2015年9月の記事一覧

「花がれきPJ」活動紹介展、愛知県で開催中です!

「がれきに花を咲かせようPJ」ご報告
 愛知県豊川市桜ケ丘ミュージアムにて、現在開催中の「活動紹介展」は
 「東日本復興応援企画 斎藤清 展」の開催に合わせ 
 10月24日(土)までご覧いただけます。

          

 9月22日(火)~24日(木)の日程で、会場に行ってきました!
 ■展示作業■
  
 展示ケースの中には、花がれきと壁掛け、壊れた時計などを展示しました。
 壁面のパネルは、プロの方が手際よく並べて下さいました。 

 ■交流会■
   
豊川高校美術部の皆さんが来て下さいました。 壁掛けの作り方を説明し、制作開始!

   
 みなさん、個性あふれる壁掛けを熱心に作ってくれていました。

             
                   完成!記念撮影
 
 ■会場にて■
        
  式典出席のため、来賓リボンをつけています。  キレイな展示会場でした。

 今回の愛知県への訪問は、震災から年月が経っても被災地を忘れない方々がいる、ということが実感でき、大変嬉しい時間となりました。
 振り返れば2011年、「花がれきの活動は私たちの使命です!」と言っていた部員がいました。 私たちは辛く大変な時、「美術」のおかげでで救われたという経験を持っています。それを日本中、世界中に伝えることが大切なのだと思います。
 これからもみなさんの応援を力にしながら、元気に頑張っていきたいです。
 愛知県豊川市のみなさん、ありがとうございます!

 [9月24日(木)、中日新聞、東日新聞、東愛知新聞で、交流の様子が記事になりました]

「福島のこえ」に出演しました

9月21日(月)に福島県立美術館・福島県立美術館協力会が主催する「福島のこえ」公開制作・発表会に合唱部が参加してきました。
「福島のこえ」とは福島の今を伝える県民の言葉から生まれた曲です。
前日の合同練習そして当日のリハーサル、発表を経て一つの新しい合唱曲ができていくという貴重な瞬間を経験することができました。
また、合唱には小学生から大人の方まで参加しており、交流を深めることもでき、充実した2日間でした。

10月には完成までの経過や公開制作・発表会の模様がYou Tubeで公開されるそうです。

愛知県に、行ってきます!

「がれきに花を咲かせようPJ」 予告
 
 愛知県豊川市桜ケ丘ミュージアムでの紹介展示が、間もなく開催されます。

  

 先日、学芸員さんと運送会社さんがいらして、展示用の作品などを1点1点確認し、丁寧に梱包していただき、無事に搬出されました。
 “美術品”の扱いで運ばれるため、事故があってはいけないということでしたが、手際の良い作業に「さすがプロ」と感心させられました。  

 9月22日(火祝)~24日(木)、美術部顧問と部長の2名が、現地に行ってきます。
 展示・会場式(テープカットなど)・展示説明・交流・・・と内容が盛りだくさんですが、なかなか味わえない経験になると思います。
 23日(水祝)の会場式の前に、豊川市にある私立豊川高校の美術部員のみなさんとの交流会を予定しています。県外の高校生同士で交流できる貴重な機会です。ワークショップやメッセージ交換などを通して、仲良くなれたらと思っています。

 それでは、詳しくは後日、ご報告します!

「サンクスタオル」デザイン原画*制作の様子

「がれきに花を咲かせようPJ」 ご報告
 10月17日(土)校内公開りんどう祭での贈呈式でプレゼントする
「サンクスタオル」の原画の制作風景です。

  

 先日無事に完成し、今ごろプリントされているものと思いますが、原画1枚につき200枚製作される予定で、合計2,000枚!
 今から、仕上がりが楽しみです♪
 

「庄司渕トンネル見守り絵画」 完成しました★

「がれきに花を咲かせようPJ」 ご報告です。
 夏休み中に完成した「庄司渕トンネル見守り絵画」は、無事に施工業者さんへの引き渡しを終えました。(下~上~下と、天井を中心にして、壁面に取り付けられます)
 業者の皆さんにも喜んでいただけたようなので、このような制作に関わらせていただけて本当に良かったです。


 

 

 
 あまりにも大きくて、写真ではよくわからなくて申し訳ないのですが、 みんなで仕上げた巨大絵画には、部員たちの様々な思いや願いが込められています。

 
[作品について]
トンネル見学で感じたこと
「人間のパワーを感じる」「暗い。人工的な光しかない」「自然や日常から遮断されている」「未来への期待が持てる」「工事中、孤独感や不安感があるのでは?」「時間の感覚がない」等

デザインの趣旨
 
浜通りと中通りをつなぐ復興支援道路ということから、海の様子を必ず入れたいと考え、「魚」を描いた。光あふれる自然風景を見て、工事作業中もトンネルの外の世界を思い出して欲しい。
 
真上に「太陽」が輝き、下方に「夜空」があるのは、時間の流れをイメージしている。夜空には「星」が輝いていて、「ヒトデ」ともイメージを重ねている。
 「子供」は、工事に関わる皆さんの安全を願う家族のイメージで、大変な業務の中でも家族の存在とぬくもりを思い出して欲しいと考えた。「男の子」は人間で、「安全」を願っている。「女の子」は“山の神様が女性である”というお話を伺ったことから、この山の女神さまのイメージを重ねている。女神さまが楽しそうに微笑みながら、人々に「感謝」を忘れずにと「激励」し、「幸福」を願ってくれているイメージで描いた。
 
幸福を呼ぶと言われる「クローバー」をくわえた白い鳥は、平和の象徴である「ハト」。太陽の光とともに幸せと平和が降り注いでいる。
 
「花」は美しいものの象徴、「風船」や「シャボン玉」は未来に向かって上昇していくイメージ、「動物」が手をつないでいるのは、地球上の生物が仲良く過ごしている様子をイメージしている。

 この絵を目にした人々に、庄司渕トンネルに対する明るいイメージを持ってもらいたい。いずれ隠れて見えなくなってしまっても、トンネルと私たちの暮らしを長く見守ってくれる絵であって欲しいと願っている。